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MacOS-X 10.4.4 でMySQLが動かなくなる
自宅サーバ機（Mac mini）も MacOS-X 10.4.4 にアップデートしたところ、Blogページが表示されなくなってしまいました。
今朝、サーバ機（Mac mini）に MacOS-X 10.4.4アップデートを適応させました。他のマシンでは特に問題無かったので大丈夫だろうと思ったのですが、ワタシの Blogページにアクセスしたところ真っ白なページが表示されるだけになってしまいました。え〜、何で？？？
エラーメッセージが表示されるわけでも無く、ただ何も書かれていない真っ白ページが表示されるだけです。こんな現象は初めて。いったい何が起きたって言うんでしょう。
Apache (Web共有)、PHP、MySQLなど一つ一つ調べて原因を探ります。先ずApache (Web共有)。Blogではない、普通のホームページなら表示できますので、Apache には問題なさそう。設定ファイル "/etc/httpd/httpd.conf" も書き換えられていません。次はPHP。テスト用のファイルで phpinfo() を表示させてみますと、正常に表示されます。PHPも問題なさそうです。
残るはMySQL。phpMyAdmin を使って MySQLにアクセスしてみると "#2002 : Can't connect to local MySQL server through socket 〜" のエラー。MySQLサーバに接続できなくなっているとの事です。しかし、MySQLサーバ（mysqld）はきちんと動いています。念のためMySQLサーバを再起動させてみましたが、状況は一向に変わりません。MySQLサーバとクライアント間のsocket接続ができなくなってる様子なんですが、"/etc/service" は書き換えられていませんから、MySQLの通信サービスが無くなったわけでもありません。
お手上げになったのでネットで情報を探ってみたら、ありましたよ。MacOS-X 10.4.4 で発生した問題の中に同じ症状が報告され、回避方法が書かれていました。MySQL broken, fix を読むと、"php.ini" を修正することで回避できるそうです。
MacOS-Xに標準添付のPHPを使っている場合、先ず "php.ini" を用意する必要があり、
$ cd /etc
$ sudo cp php.ini.default php.ini
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と "/etc/php.ini"ファイルを作り、vi等のエディタで
mysql.default_socket =/tmp/mysql.sock
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赤字の部分を書き足します。その後、Apache (Web共有) を再起動するか、MacOS-X自体を再起動します。
自力で PHPをインストールしている場合は、"/usr/local/php/lib/php.ini" などを同じように修正します。
これでPHPからMySQLに接続できるようになりまして、Blogページも復活しました。しかし、最近Appleがリリースする MacOS-Xアップデートはナカナカ迷惑な事をやってくれますなぁ。
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