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TU-880(その2)

回路図を読む


 少しづつ作っていこうなんて思っていたのですが、作り始めたら楽しくて夢中になってしまい、結局一日で全部作り上げてしまいました。まぁ、それ以前に細かい部品が多くて出しっ放しにしておけないという事もありますけどね。

 先ずは回路図を見ていきましょう。設計しろって言われても無理ですが、これくらいシンプルなら回路を読み解くくらいの事はできます。これが片チャンネル分の回路。単純なシングルアンプです。
 入力はボリュームを通った後、初段の双三極管12AX7に入ります。これで出力管への入力が得られるまでの電圧増幅を行います。初段で増幅された信号はCc(カップリング・コンデンサ)で直流カットされ信号だけが 470Kオームの抵抗に流されて、出力管6BQ5 のグリッド電圧になります。出力管6BQ5 で電力増幅された信号は出力トランスで降圧されてスピーカーを駆動します。トランス出力側からRnfで初段に戻されているのが NFB(ネガティブ・フィードバック。日本語では負帰還。)です。これによって発振が防止されるなど回路が安定し、見た目の周波数特性も良くなります。ただし NFB量が多過ぎるとアンプの利得が下がり、回路も不安定になってきます。また NFB は音質的にもあまり良い影響は無いと言われています。このアンプは 10dB の負帰還になっているそうです。

 ざっと見た限り、アンプの音質に影響しそうな部分は、

  • 出力管 6BQ5
  • 出力トランス
  • NFB量(Rnf抵抗値)
  • Cc(カップリング・コンデンサ)0.1μF フィルムコンデンサ

と言ったところでしょうか。これらの部品やパラメタを変更して音質がどう変化するか試してみるのも面白いかもしれません。


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