間取り5
面積が増えた理由とは
間取りを変更したことで耐力(コンクリート)壁が必要になり、床面積が増えるので金額UPになるという事でした。そのため、何とか金額UPにならないような間取りを考えていたのですが、先日の打ち合わせでワタシは全くピント外れの検討をしていた事が分かりました。
そもそも床面積が増える事になった理由をハッキリと伝えてくれないもんだから、これを解決しなけりゃ少々間取りをイジってもダメなんですね。その理由と言うのが、
この(赤く描いた)壁。この壁を耐力壁にする必要があるのですが、耐力壁は間仕切り壁よりも厚みがある(+14cm)のです。家の大きさそのままで耐力壁を設置すると、廊下か階段の幅を狭くしなければならなくなります。廊下、階段の幅を維持すると、増えた厚みの分だけ家を(図の上下に)伸ばすことになります。すると家の横幅×14cmだけ床面積が増えます。これを1、2階合わせると約3㎡、1坪弱の面積増になると言うわけ。
ここに耐力壁が必要になる理由は階段部分の吹き抜けだそうです。要するに階段、吹き抜け部分を挟むように並行する形で耐力壁が必要みたいで、階段をここに移動させた事がそもそもの原因だったと言うわけです。
階段を移動した理由は、二階間取りの効率化です。以前の間取りでは二階の廊下面積が大きく、動線が長くなっていたのですね。これを改善しようと、二階の真ん中辺に上ってくるように階段を移動させたのです。おかげで廊下は小さくなり、その分部屋を広く取ることができるようになったわけですが、トイレと洗面の位置に頭を悩ませていました。しかし、
二階も一階と同じ位置に耐力壁(赤)が必要だと言う事ですので、これ以外の間取りは考えにくくなってしまいました。トイレと洗面の位置が離れていてちょっと不満だけど、仕方ないかなぁ。
と言うことで、本日レスコさんがこれを図面化して持って来てくれると言うことです。図面には一階キッチンの勝手口や、二階寝室を出窓にする事も反映した上で、それらの追加費用は10万円程だそうです。床面積の増加分は実質2万円程度。ま、これくらいならいいかな?
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