TwonkyMedia
参照:TwonkyMedia
結局dlnaサーバー:TwonkyMediaを購入。と言うのも・・・
以前、
ただ LT-H90DTV の H.264デコード性能はあまり高くないらしく、無闇にビットレートを高くしたファイルだと動きが大きい部分の描画が追い付かないらしく、コマ落ちというか動きがガタガタしてしまう。一般にビットレートが高い方が高画質だと思うのだが、処理するデータ量が多いとデコード能力を超えてしまうのかもしれないな。
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と書いたが、訂正させてくれ。コマ落ちの原因は LT-H90DTV 側ではなく、MacOS-X の Windows共有の方にあるようだ。
サーバー機(Mac mini) と LT-H90DTV の Ethernet は 100BASE-TX なので最大通信速度は 100Mbps、概ね10MB/sec と言ったところだ。ところが Windows共有を用いて LT-H90DTV から Mac mini に接続、動画を再生させてみると、通信速度はせいぜい 1.2MB/sec前後くらいしか出ないようなんだ。ネットワーク帯域の 1/10くらいしか使おうとしないみたいなんだな。これが原因で、高いビットレートでエンコードした動画ファイルはサーバー(Mac mini)からのデータ送出が間に合わなくて、コマ落ちして画質が低下してしまうようだ。なぜもっと帯域を使おうとしないのか、原因が MacOS-X にあるのか SMBプロトコルにあるのかは分からない。とにかく、これがボトルネックとなって高ビットレートの動画品質を低下させているのだ。どうりでファイルサイズを小さくするために解像度を落とし低いビットレートでエンコードした iPod touch用ファイルの方が高画質に再生されるわけである。
しかし、dlnaサーバー:TwonkyMediaを用いると、もっと多くのネットワーク帯域を使ってデータ送出してくれるようだ。これを使うと高いビットレートでエンコードしても殆どコマ落ちなく再生でき、その画質は 今までの物から一皮剥けたように綺麗であることが分かった。と言うわけでWindows共有方式はすっぱり諦め、TwonkyMedia のライセンスコードを購入することにした。今の円高ご時世では 2,750円ってトコで、たいして高いものでもないからね。
現在の TwonkyMedia は、
- dlnaサーバーと言っても、ストリーミング機能程度。
- DTCP-IP機能をサポートしていない。
- 日本語化されていない。
- サーバーに入れたコンテンツが一覧に反映されるまでにタイムラグがある。
と言った欠点(仕様?)もあるけどね。まぁ、この価格で充分な性能のdlnaサーバーが購入できるのは素晴らしい事だとも言える。ともあれ、リッピングしたDVDイメージから、せっせとフル解像度、高ビットレート(2.5Mbps程度)のH.264にエンコードしてサーバーに放り込む毎日なのであった。
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