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HVL1-G2.0T/IP
スカパーHDへ移行のため
引越しを期に、スカパーHDに乗り換える事も想定して買ったアンテナ＆スカパーHDチューナーのセットだったが、使ったのはアンテナの方だけ。スカパーHDチューナーは長らく放ったらかし。と言うのも、録画環境が整うのをずっと待っていたからなんだ。
スカパーHDは放送波をハイビジョン画質のままデジタル録画できると言うのがウリ。そこで、録画環境の目標は昼間にスカパーHDで留守録しておいて、夜に帰ってからリビングのPS3を使ってゆっくり鑑賞できるようにすることだ。ただし、そのためには今持っているDVD/HDDレコーダではダメで、スカパーHD録画に対応しているレコーダーが必要になる。
対応レコーダーって言うのは dlna＋DTCP-IPに対応している必要があって、主な物は SONY, Panasonic, SHARP のBlu-ray/HDDレコーダー、東芝のVARDIAシリーズ、そして NASと呼ばれるネットワークサーバ。このうち最も安価に導入できるのは NASだろう。
実は dlna機能を有したサーバならウチの自宅サーバ（Mac mini）が既にそうなっていて、dlnaサーバ機能は TwonkyMedia というソフトによって提供されている。が、このTwonkyMediaは残念ながら DTCP-IP（デジタル著作権管理）機能を持っていない。そのため、スカパーHDチューナーの録画機器一覧に、
表示されるものの、録画することができない機器として扱われてしまう。よって、別の NASを用意しなければならないわけ。
HDDの大容量化、低価格化によって、シングルHDD の NASなら１TB以上の容量がある物でも２〜３万円程度で買えてしまうようになった。（いい時代になったものだねぇ。）ただ、スカパーHD録画対応を謳っている物は極めて少なく、アイ・オー・データ LAN DISK AVと、バッファローLinkStation の２製品のみ。うちバッファローLinkStation は、ず〜っと３月以降に出すと言う「バージョンアップにより対応予定」となっていて、既に４月になったと言うのにアップデータが出る気配が全くない。よって、アイ・オー・データ LAN DISK AVしか選択肢が残されていないわけだが、この製品、どうもあまり評判はよろしくないようだ。と言うのも、NAS としての性能が悪い、要するに「遅い」ってことみたい。最近の大容量HDDが遅いという事はあり得ないから、搭載している CPUが非力でファイルサーバの性能が出ていないって事なんだろうな。
加えてファイルサーバとしてサポートしているのは Windowsファイル共有（Samba）だけ。Mac からもファイル共有できないわけではないが、MacOS のファイル共有機能が無いというのは、やはり気分が悪い。
一方、バッファローLinkStation は MacOS のファイル共有にも対応しているし、高速転送がウリの一つにもなっているのだが、まだスカパーHD録画に対応していないと言うのでは話にならない。アップデータが出るのをずっと待っていたのだが、結局諦めてアイ・オー・データの方を買うことにしたのであった。
 アイ・オー・データの DTCP-IP対応LAN DISK、HVL1-G2.0T/IPと言うもので、容量は２TB。今はスカパーHD契約者向けの特別優待価格での販売キャンペーン中で、現在の２TB HDDの価格から考えたら、なかなかリーズナブルな値段で購入することができるんだ。
さて、これが届いたら、いよいよ契約をスカパーHDに切り替えるとしますかね。
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