iPhone に iOS4.2.1 と、Apple TV に iOS4.1 がリリース

　iOS4.2.1では内部的には多くの修正が施されているようですが、表に見える変更点、機能追加はそれほど多くありません。今回の目玉機能は AirPrint および AirPlay でしょうか？
　AirPlay は iOSデバイス（iPhone, iPad, iPod touch）や、iTunes を簡単にストリーミングサーバにして、Apple TVなどの AirPlayサポート装置に、音楽、ムービーなどのコンテンツを「プッシュ」する機能です。つまり、iPhone, iPad 等で再生中の音楽、動画の出力先を、簡単にリビングのTVに切り替えられるというわけです。

　早速試してみました。
　先ずiPhone。音楽、ムービーなどを再生し、アイコンをタップすると出力先メニューが

このように表示されるので、ここで Apple TV を選びます。これだけで、Apple TV から音楽、ムービーが再生されるようになります。iPhone 側はアプリを切り替えても大丈夫。バックグラウンドでストリーミングが継続されますので、メールなど他のアプリを起動しても再生が途切れることはありません。

　Mac上の iTunes もストリーミングサーバにできます。操作方法はだいたい同じ。iTunes ウィンドウの右下にあるアイコンをクリックして、出力先に Apple TV を選ぶだけ。

　さて、もし iPhone, iPad など複数の iOSデバイスや iTunes と、いくつもの機器が AirPlay で Apple TV に対してストリーミングしたらどうなるのでしょう？

　試してみたところ、先に接続した機器に優先権があり、後から接続しようとした機器は接続拒否されるようですね。まぁ当然か。

内ト / Nov 25th, 2010 19:58 / [ 編集 ] [ コメントする ] [ TrackBack(0) ]