これならわかるC++
病気療養中ですが、何もしないというわけにもいきませんので
テトラミド錠の副用を初めてから6日になります。実は昨日、一昨日と2晩続けて中途覚醒することなく朝まで眠れました。薬が効き出したのかな〜?と思ったのですが、昨夜は再び中途覚醒で何度も目が覚めてしまい、午前3時頃から朝まで殆ど寝たという感覚がありません。それでも明け方、気が付くと1時間経っていたという事がありましたので、浅〜くは眠っていたのかもしれません。それにしても、どうにも効きが安定しませんな。
朝になっても、薬が身体に残っていて午前中は睡魔との戦いです。何かをしていないと眠りに落ちてしまいそうになります。
このテトラミド錠という薬、ちょっと変わった効き方をするみたいですね。もともとは坑うつ薬ですが、強い眠気を伴うという事で処方されたのです。しかし、眠気は明け方の丁度起きたい時刻の少し前頃から午前中にかけて襲って来ます。ヒルナミンのように起きられないということは無いものの、起きるのが辛いです。
明日は医者に行かなければならないのですが、丁度台風が直撃している時刻です。無事に医者に行けるでしょうか?また、医者は病名をハッキリとは言ってくれず、診断書には「不眠症」とだけ書かれていました。しかし、処方された薬がヒルナミン(坑精神病・躁鬱病薬)、テトラミド(坑うつ病薬)だもの。やっぱり(軽度の)うつ病なんだろうなぁ。
というわけで自宅療養状態が続いているわけですが、何もせずに過ごしているわけにもいきません。そこで、この機会にC++の勉強をしようと思い、amazonで
これならわかるC++という本を購入しました。と言うのも、今年度から新しい仕事に就くことになったのですが、製品がCとC++を使って記述されているのです。
何せ今まで開発言語と言えばC言語のみ。C++を勉強したのは、もう20年くらい前のこと。もう完璧に忘れていますし、色々と新しい構文や機能が追加されたり、変更になっていたりするでしょう。実際、C++のソースを呼んでも、何じゃこりゃ?う〜ん、こんな意味だったかなぁ?という具合で、これじゃ仕事になりません。先ずは、できるだけ簡単に解説してくれている本からという事で買ってみたのが、この本です。
届いてみたら単行本サイズの小さな本で、内容は超初心者向けと言った感じでしょうか。C言語を知っている者にとっては、そんな所は説明しなくてもいいよ、という内容も多いです。また、とにかくあまり深く考えずに、習うより慣れろという考えで書かれている本ですね。そのため「これは、おまじないのような物」だとか「こういうものだと思ってくれ」とかいう記述が頻繁に出て来ます。まぁ、どんな言語でも同じような事が多かれ少なかれありますけどね。特にCやC++は極力タイプ量を減らす事を指向していますから、呪文のような文がちょいちょい出て来ます。ですから、これも仕方ないかな。
というわけで、2, 3日間、休み休みですけど、もう 2/3くらい読んでしまいました。この調子なら簡単に読破できそうです。
これで、ざっくりとC++の感触を掴んだら、もう少し詳しく解説した本をもう1冊読んだ方がいいかも。
読破しての感想ですが、やはりこれだけでC++のプログラミングが出来るようになるというわけには行きませんね。色々と欠けている機能や構文がありますし、何よりSTL(標準のライブラリ、クラス、テンプレート等)に関する説明は殆どと言って良いほど記載されていません(載っているのは iostream, fstream, string, vector, list くらい)。
名前空間(namespace)、例外(try, catch, throw)、STL等々、これらの知識も無いと仕事でC++のプログラミングをするのは難しいかと思いました。そういう意味で、この本はC++の世界の入口を、ちょこっと覗いてみた程度だと思います。更に、現在では様々なフレームワークを駆使して物作りをするわけですから、C++の世界は、まだずっと奥が深いのだと思います。
しかし、取り合えず簡単なプログラムが書け、他人が作ったプログラムも(色々調べながら)何とか読めるレベルにはなれるかな?と言った本でした。
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