HVL1-G2.0T/IP が届きました
注文の翌日に届くとは
スカパーHD録画対応 2TB NAS、HVL1-G2.0T/IPが届きました。
箱(パッケージ)や本体の見た目は、全く普通の外付けHDDですね。筐体はプラスチック製のようですが、外側に黒く塗装したアルミ調のシートなどが貼ってあり、それなりに高級感もあります。リビングのAV機器の隣に置いておいても違和感がないデザインです。
これが背面から見たところ。空冷ファンがありますね。これが騒々しいようだとリビングには置きたくなくなるのですが、静音タイプのようで、ファンの音は殆ど気にならないレベルです。
三列並んだ端子は、左から eSATA、USB×2。これは容量の増設用と言うわけではなく、単にここに接続したHDD内に保存してあるコンテンツを dlnaサーバ機能で公開できるというだけみたいです。
一番下がギガビットEthernet端子。付属のEthernetケーブルでLANに接続して電源オンすれば、もうNAS(ファイル&メディアサーバ)がいっちょあがりってわけです。
ただ、この NASは初期設定状態ではIPアドレスを DHCPサーバから取得するようになっています。固定IPアドレスにしたい場合は、I-O DATAのダウンロードページから Magical Finder という、NASの IPアドレス設定ツールをダウンロードして行う必要があります。が、この Magical Finder の Mac版、Snow Leopardでは動きません!起動後、いきなり落ちます。何てこったい(;_;)。
でも Tiger(MacOS 10.4) でなら動くようです。ウチの自宅サーバ(Mac mini)は Tigerですので、こちらで動かして、何とか固定IPアドレスを割り当てました。
固定IPアドレスを割り当てれば、Webブラウザから各種設定を行うことができます。(DHCPからIPアドレスを取得する設定では、Webブラウザからアクセスしようにも IPアドレスが判らない。IPアドレスがコロコロ変わってしまう。)ただ、この設定ページのレスポンスですが、お世辞にも良いとは言えませんね。搭載している CPUの非力さが感じられます。
設定が済んだら、スカパーHDチューナの録画機器として登録します。設定メニューのHD録画機器一覧に出て来ますので、それを選べば登録完了。ちゃんと録画可能な機器として認識されています。実に簡単であっけないくらい。
また、MacOS-X でも何ら特別な設定をすることもなく、Windows(Samba)ファイルサーバとして Finder の左ペイン・共有マシンの中に出てきました。それをクリックすれば、ゲストとしてログインできて共有フォルダ(contents)内の読み書きが可能です。この共有フォルダ(contents)内に写真、音楽、動画などのファイルを保存すれば、それを dlnaサーバ機能で配信できるそうです。まぁ別にそう言ったマルチメディアファイルでなくても保存できるわけで、ファイルサーバとしても(一応は)使えるわけです。
と言うことでスカパーHDへの移行手続きを済ませ、早速HDD録画を試してみました。お試しに30分番組を録画してみたのですが、エラーが起きて途中で録画が中断するなどと言ったトラブルも無く、あっさりと録画できてしまいました。
録画した番組ですが、ウチにある全ての dlnaクライアント、Buffalo Link Theater LT-H90DTV、SONY PS3、Panasonic VIERA TH-P50V1の何れでも再生可能でした。こりゃナカナカすごいです。
ただ、PC (Mac)側からは録画したファイルが一切見えません。というか、dlnaという名前のフォルダ配下に録画されるようなのですが、dlnaフォルダ自体が見えていないのです。そのため、編集はおろか、録画した番組をフォルダ作って整理するような事もできません。要するに、録画した番組をライブラリとして保存するような事は全く想定されておらず、録っちゃ見用途だけって事ですね。2TBも容量があるんで、そうとう中身がとっ散らかる事になるのでは???
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