Eudoraオープンソース化
少々古いネタだが、ワタシも愛用している Eudora が ThunderBirdベースのオープンソースになるそうだ。
現在 Eudoraの開発元である QUALCOMM は、Eudora を Mozilla の ThunderBirdベースのものに作りなおし、2007年前半に無償リリースすると発表した。これを受けて、現在日本語ローカライズ、総代理店を行っているソニック・ソルーションズは「販売、サポートを継続する」と発表している。
と言うわけで急にどうこうなるわけではないが、将来 Eudora は大きく様変わりしてしまうかもしれない。そのとき問題になるのが、今までのメールボックスやメールアドレス帳の移行がスムーズに行えるか?と言うことだ。Eudora が 68K Mac上のフリーウェアとしてリリースされていた時代から使い続けてきたワタシのメールボックスはなかなか巨大なものになっており、形式変換できない、または変換にすごく時間がかかるようでは移行することはできない。
それでは今のうちに味見をしてみようと思い ThunderBird をダウンロードし、Eudoraの環境(メールボックス、アドレス帳、アカウント設定など)が移行できるか試してみた。いちおう ThunderBird にはデータ移行支援機能があり Eudora のメールボックスとアドレス帳は移行できると言うことだが。ツールメニューに「設定とデータのインポート...」という項目があるので、これでデータ移行させてみたところ変換速度はまぁまぁ。数分でデータ移行は完了したのだけど・・・メールボックスは文字化けだらけ。正しくデコードできない様子で、メールのSubjectは "?????..." とクエスチョンマークが並び、メールのプレビューもメールを開いても何も表示されない。加えてアドレス帳は全く移行できていなかった。
う〜む、これでは使い物にならない。将来の Eudora で同じ事にならなければ良いのだが・・・
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