絖綛 N@i.jp  昨日:00018459
 今日:00027314
 総計:00045773
keywords
管理者専用
  Post   Add link   Control Panel 































新しいトピック
最新:01/01 06:07


新しいコメント
最新:07/28 16:47






管理人へMAIL

プライバシーポリシー

UFRaw

GimpでRAWファイルを扱う


 Gimp 2.2.11 で Nikon RAWファイル現像を試みて、RAWファイルを扱うためのGimpプラグインが必要だって事が分かり、ソース("rawphoto.c")からプラグインを作成しようとしたが盛大なコンパイルエラーで挫けたってのが、これまでのお話。
 その後、Glib、Cairo、Pango の最新版を導入し、コンパイルエラーやリンクエラーも半ば強引に突破して一応プラグインは出来たのだけど・・・でも、やっぱりダメ、ちゃんと動かなかった。

 と言うわけで自力でプラグインをビルドするのは諦めて、コンパイル済みのGimp RAWプラグインを探してみたところ、UFRawという物を見つけることができた。トップページから「Download & Install」の Mac リンクを辿って行くと "UFRaw-0.8.1 plug-in" のインストールパッケージを入手できる。ダウンロードして、あとはインストーラ任せにインストールするだけ。ただ、GimpShop用のパッケージになっているので "/アプリケーション/Gimpshop" にインストールしてしまう。
そこで、

  1. アプリケーションフォルダにインストールされた "Gimpshop" を右クリック(Ctrl+クリック)して「パッケージの内容を表示」させる。
  2. "Contents/Resources/lib/gimp/2.0/plug-ins"フォルダからufraw-gimp を取り出す。
  3. アプリケーションフォルダにあるGimpを同じように右クリックして「パッケージの内容を表示」を選択
  4. "Contents/Resources/lib/gimp/2.0/plug-ins"フォルダへ、ufraw-gimp を入れる。
と言う方法でプラグインを移動させる。その後、Gimp を立ち上げると RAWプラグインが有効になり Nikon RAWファイルを読み込めるようになった。ファイルメニューの「開く」から Nikon RAWファイルを選択すると、
こんな具合のダイアログウィンドウが表示され、ここでホワイトバランス、トーンカーブなど調整してから Gimpに渡される。このへんは Photoshop Elements と同じ作法だ。Photoshop Elements 同様、自動調整機能もあり、細かく手動調整しなくてもほぼ問題ないレベルの画が得られる。残念ながら日本語ローカライズされてなく全部英語なのだけど、少しフォトレタッチの経験がある人ならすぐ分かる内容なので、別に問題ではないだろう。

 と言うわけで、Gimpを使えばお金をまったくかけず RAW現像からフォトレタッチまで可能なのだね。残る問題は色合わせ(カラーマネジメント)だけど、UNIX(X-Window) では、このへんどうなっているんだろう。


< 過去の記事 [ 7月の 全てのカテゴリ リスト ] 新しい記事 >

2006 calendar
7月
1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031


掲示板
最新:08/15 17:19


GsBlog was developed by GUSTAV, Copyright(C) 2003, Web Application Factory All Rights Reserved.