親不知について
抜かれてしまってから何だけど、親不知の治療についてググッてみたら
親不知を抜歯するというのは割と一般的な治療方法のようだね。どうやら親不知って歯は退化しつつある機能らしく、現代人にとってはあまり良いことないみたい。と言うのも、
- 昔の人間とは異なり、柔らかい食べ物が増えた現代人は顎が小さくなっており、親不知が生えて来る頃には歯が入る空間が無い場合が多い。そのため他の歯を押す圧力が大きくなり、歯並びを悪くさせる。
- 親不知が正常に生えない人も多く、斜めに生えて歯茎から先が少しだけ出るだけだったり、真横に生えて完全に埋没している人もいる。(こうなると抜くのも大変で、三分割、四分割して抜いたり、最悪の場合、口腔外科で手術ということもある。ウチの妹がコレで、本当は手術が必要らしいのだが未だ踏み切れないでいる。)
- 最も奥にある歯のため食べ物カスが溜りやすく、またブラッシングも難しい位置なので虫歯になりやすい。虫歯になってしまうと治療も難しい位置である。
- 親不知があると、その手前にある奥歯との隙間から虫歯が発生しやすくなる。また親不知の虫歯から、その手前の歯の方へ虫歯が進行することもある。
- 噛み合わせに関係ない、すなはち物を食べるという事の役に立っていない場合も多いらしい。特に上下の親不知が生え揃っていない場合など。
などという理由で、問題がなけりゃ放っておくけど、何か問題があるようなら抜歯するってのが一般的な治療方法らしいです。
実はワタシの左上の親不知は遥か昔に既に抜歯されていて、抜歯に到った理由は忘れてしまったけれど、砕いて抜いたような記憶があります。もしかしたら異常な生え方をしていたのかもしれませんな。今回抜いたのは正常に生えていたし、ちゃんと歯として機能していたのだから虫歯にさえならなければと思うと残念だな。
まぁ虫歯になりやすいと言うわりに、これまで虫歯にならなかったというのはソコソコ手入れができていたって事かな?しかし、親不知を抜いたって事は歯が移動するスペースが出来たという事で、これなら歯列矯正ができるカモ。でも歯列矯正となると2,3年かかるみたいだし、そんなに長く歯医者通いというのも辛いしなぁ・・・
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