遂に出た iPad
iSlateって名前じゃなかったんだ
外見は大きなiPhone、iPod touchですね。でも中身は全くの別物と言っていいでしょう。MPUは多くのネットブックが採用している Intel Atomではなく、Appleが以前に買収した P.A. Semiconductor の手によるものと思われる Apple A4を 1GHzクロックでドライブ。このへんは事前のリーク情報どおりかな。この CPUパワーのおかげか、iPhoneよりも随分と滑らかに動作してくれるそうで。
でも、マルチタスクは許されるようになったのでしょうか?これだけの CPUパワーがあれば技術的には楽勝のはずなんですが、iPhone用OS では一部の例外を除いてバックグラウンド動作は許されていないので、ホームボタンを押すとそのアプリは終了しちゃうんだよな。iPad 用アプリの開発もサポートする iPhone SDK 3.2βの記事も探しては読んでいるんだけど、マルチタスク可か否かは分からないなぁ・・・しかし、ホームボタンでメニューとアプリを言ったり来たりする iPhone の UI じゃ、単一アプリ動作のままでバックグラウンド動作は相変わらず不可かな?こう言ったシンプルな割り切りようが良い所でもあるのだけど・・・
ただ、5万円以上もするネット端末&電子ブックリーダーがどれほど売れるかな?ネットブックや Kindle なら、もっと安いのがあるしね。最初は苦戦するかも?と予想しておこうかな。安価、かつタイムリーに電子ブックコンテンツが提供され、iPad対応のアプリが出揃ってくるかがポイントでしょうか。
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