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Network Beacon

参照:Network Beacon


新拠点と自宅のネットワークはOpenVPNで繋がってますが


 OpenVPNによるネットワーク接続は、前にも書いたこの図のとおり。OpenVPNはルーターモードにしていますので、新拠点の方は "192.168.0.*" で、自宅の方は "192.168.1.*" のIPアドレスを割り振った2つのLANなのです。
 別にこれで特に問題なく、新拠点から自宅のファイルサーバ機能、画面共有(VNC)機能を使うことはできます。ただ、Finder の「移動」メニューから「サーバへ接続」を選択し、ファイル共有なら "afp://192.168.1.XXX"、画面共有なら "vnc://192.168.1.XXX" と言う具合に自宅サーバ側LANマシンのIPアドレスを入力し、それをこんな風に保存しておかなければならないというのが面倒と言えば面倒。

 MacだとLAN内にある共有デバイスは、Finderのサイドバーにこんな感じに表示されるもんなんですよね。


ここに表示された共有デバイスをクリックすれば、即使えるようになるものなんですが、OpenVPNで接続した先にある自宅サーバ側LANの共有デバイスは一切表示されません。これは何故か?と言うと、このような共有デバイスがあると言う事を認識するための仕組みは Bonjour(旧Rendezvous)というのですが、これは LAN内に限ったネットワークサービスなのですね。ルーターを越えた先の、異なるサブネット内にある Bonjour対応デバイスは、自分側の LANからは見えないのです。

 これでも特に不自由はないのですが、ちと困るのが iTunes共有とプリンタ共有でしょうか?まぁ自宅の iTunesライブラリやプリンタを使わなければならない機会も少ないんですけどね。
 OpenVPN接続をルーターモードでなくブリッジモードにすりゃ良いのですけど、それも面倒臭い。Bonjour がルーターを越えるようにできりゃ良いのだけど、最近の MacOS Xサーバなら出来るらしいが、ワタシが自宅サーバで使っている MacOS X Tigerじゃできません。
 で、何か手は無いかと色々探したところ Network Beacon というフリーソフトを見つけました。これは Bonjour(旧Rendezvous)の proxy ソフトだと言うことです。proxy は「代理人」とか言う意味ですけど、要するにサーバーとクライント間で Bonjourの通信を中継してくれるソフトだと思えば良いようです。


 この Network Beacon を新拠点(VPNクライント)側で起動し、VPNサーバ側のBonjour通信パケットを流してクライント側LAN に流すようにすれば良いようです。


 設定は "New Ceacon" をクリック。出て来たダイアログに、こんな感じに入力します。これはファイル共有の例で、
□Beacon Enabled をチェック
・Service Name: ファイル共有サーバ名など適当に
・Service Type: 右のプルダウンメニューからAFPを選択
・Port Number: これもプルダウンメニューからAFPを選択するか、ポート番号を直接入力
・Text Record: 何も入れない
□Enable Host Proxy をチェック
・Host Name: サーバ名を入力
・IP Affress: [Lookup Host]ボタンをクリックするか、サーバのIPアドレスを入力
 これで Finder のサイドバーの共有に、この例だと Sirius(AFP) というファイルサーバが表示されるようになります。


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