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浜岡原発全面停止!

やっと


 福島原発事故をうけて、やっと浜岡原発も停止に向けて動き出しました。ウチは浜岡原発から直線距離で約8km。ホント明日は我が身、他人事じゃありませんからねぇ。

 いや実際、今回の福島原発事故では、原発から遠く離れたこの地にだって放射性物質が降り注いでいたのですよ。これは浜岡原発周辺にある環境放射線モニタリングポストが記録した福島原発事故後の放射線量グラフです。

 3月22日の降雨時、放射線量がポンと跳ね上がっています。その後、雨が止んだ後は特徴的な曲線を描いて放射線量が下っていますね。これ、半減期8日の放射性ヨウ素131によるものと見て間違いないでしょう。つまり福島原発から放出された放射性物質が風にのって静岡県最南端にまで運ばれて来て、雨と一緒に落ちてきていたと言うことです。
 4月1日でガクッと下がっているのは『今まで測定値に宇宙線寄与分として28nGy/hを加えていたけど、これを止めました。』と言うこと。つまり 3月の値は無条件に +28されたものなので、これを差し引いて考える必要があります。3月22日のピーク時には 120nGy/h程度に達していますが、ここから -28すると約90nGy/h程度でしょうか。
 報道等で良く言われている単位はSv(シーベルト)ですが、Gy(グレイ)を Sv に単位換算するには放射線の種類によって生体に与える影響を考慮した放射線荷重係数を乗じる必要があるとの事です。今回の放射性物質はヨウ素ですから、ベータ崩壊で荷重係数は1。すなはち1Gy=1Svとなります。仮に放射性ヨウ素が継続的に放出され続け 90nGy/h が毎日降り注いでくると仮定すると、1日あたり 90×24時間=2,160 nGy、一年間では 788,400 nGy=788.4μSv=約0.8ミリシーベルトですかね。これまでの基準値が年間1ミリシーベルトですから、かろうじて基準値を下回るレベル。
 福島原発から、これだけ離れた土地でもこの有り様ですから、10km, 20km圏内はどんな状態なんだか。数十年は人が住めない地になるのではないか?と思ってしまいます。そして浜岡原発が同じ事にならないとは誰も保証できないのですよね。


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