smartmontools
最近、自宅サーバ(Mac mini)の内蔵HDDの調子が・・・
QNAP TS-112 は既に届いているのですが、今味見中なので、また後日に。
最近、自宅サーバ(Mac mini)の内蔵HDDの調子が少しヘン。時々妙な音を立てたり、アイコン表示がおかしくなっているアプリもある。内蔵HDDは S.M.A.R.T. (Self-Monitoring, Analysis and Reporting Technology) に対応しているので、常日ごろから状態をチェックしているのだが、全く異常は報告されていない。S.M.A.R.T.状態はディスクユーティリティや SMARTReporter でチェックできるのだけど、これらは OK か NG か?ってだけ。詳細な情報を得ることはできない。
もっと詳しい状況を知りたいということで、smartmontools と言うものを入れてみた。現時点での最新版は Version 5.41。インストール手順は、INSTALLファイルに書かれてある[6] Guidelines for Darwin に従った。
$ tar xvzf smartmontools-5.41.tar.gz
$ cd smartmontools-5.41
$ ./configure --with-initscriptdir=/Library/StartupItems
$ make
$ sudo make install
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これでインストールされるのは、/usr/local/sbin の下の smartctl, smartd や、/Library/StartupItems/SMART の下の smartd 自動起動スクリプトなど。smartd の設定ファイルは /usr/local/etc/smartd.conf のようだけど、殆どコメント状態だね。まぁ設定方法も良く分からんし、smartdの機能を使う気もないので放ったらかしてある(^^;)。
ともあれ、これで /usr/local/sbin/smartctl を使えば詳しい情報が採れるはず。早速やってみたところ、
$ /usr/local/sbin/smartctl -a /dev/disk0
smartctl 5.41 2011-06-09 r3365 [powerpc-apple-darwin8.11.0] (local build)
Copyright (C) 2002-11 by Bruce Allen, http://smartmontools.sourceforge.net
=== START OF INFORMATION SECTION ===
Device Model: ST940110A
Serial Number: 3KW5RN1H
Firmware Version: 3.07
User Capacity: 40,007,761,920 bytes [40.0 GB]
Sector Size: 512 bytes logical/physical
Device is: Not in smartctl database [for details use: -P showall]
ATA Version is: 6
ATA Standard is: ATA/ATAPI-6 T13 1410D revision 2
Local Time is: Wed Jul 20 15:29:43 2011 JST
SMART support is: Available - device has SMART capability.
SMART support is: Enabled
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の後にズラズラ〜っと非常に多くの情報が表示されたけど、多すぎて正直何が何だか分からん(^^;)。ただ、
Error 1573 occurred at disk power-on lifetime: 53308 hours (2221 days + 4 hours)
When the command that caused the error occurred, the device was active or idle.
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というエラーログが出てきた。どうやらこれまで53,308時間(2,221日と4時間。約6年間)稼働中に 1,573回のエラーが発生したと言っているらしいな。
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