sleepyhead(2)
初回起動時には自分のプロフィールを入力する
SleepyHeadのインストールが完了したら、アプリケーションフォルダ内の "SleepyHead" をダブルクリックして起動させる。初回起動時には、個人のプロフィールを色々訊いて来るので、先ずこれを入力しなければならない。しかし、訊いてくるプロフィールを全部入力する必要はないし、入れたところで睡眠時の呼吸状態の解析・表示結果には何ら関係無いようだ。
取り合えず、初回起動時に表示される画面を見て行こう。先ずは、このソフトウェアライセンスの同意から。
このソフトウェアは GNU Public License (GPL) に基づいて作成、提供されている旨が表示される。商用利用しない事や自己責任で使う事などが書かれている。このソフトウェアライセンスに同意しなければ使用できないので、同意する場合は "I agree to all the condition above." のチェックボックス(□)にチェックを入れて Nextボタンをクリックする。
次の画面。"User Name" にはプロフィール名を入れる。デフォルトではログイン名が入力されているはず。そのままで構わなければ変更しなくても良い。
"Password Protect Profile" は、自分のプロフィールにパスワード保護をかけるか?である。自分だけが使っているPCであれば、別にパスワード保護をかける必要もないだろう。
"Locale Settings" は国名とタイムゾーンをプルダウンメニューから選択する。日本なら Japan, GMT+09:00 を選べば良い。"DST Zone" はサマータイム制を採っているか否かなので、日本の場合はチェックを入れない。
入力したらNextボタンをクリックする。
次の画面。ここでは氏名、誕生日、性別、身長、住所、メールアドレス、電話番号を入力する。別に全部を入力する必要はない。ワタシは住所、メールアドレス、電話番号は面倒なので入力せずに、Nextボタンをクリック。
次の画面はCPAPに関する情報を入力する。
"Date Diagnosed" は CPAPの使用を開始した日。つまりSDカードにデータが記録されている最初の日だ。
"Untreated AHI" は CPAP治療を始める前の AHI(1時間あたりの無呼吸/低呼吸回数の平均値)。これは簡易検査器によるスクリーニング検査や、病院に一泊しての確定診断の結果で分かっているはず。この値がある水準以上になっていたら保険適用でCPAP治療を受けられるのだ。ワタシの場合、簡易検査器を借りて自宅で測定した結果が 40.3だった。(簡易検査で40以上、確定診断で20以上が保険適用で即治療開始レベルなのである。)
"CPAP Mode" は、CPAP機器の空気送風制御の方式で、メーカーや機種によって様々な制御方式があるようだ。ここでは、
の4種類から選べるのだが、自分の機器がどれにあたるのか良く分からない。CPAP は一般的に睡眠時無呼吸症候群の治療機器の事を言うのだけど、ここでは常に一定の空気圧を気道にかけ続ける固定圧力型のものかな?APAPは Auto CPAP のことで、患者の要件に基づいて圧力を自動的に制御する方式のこと。Bi-Levelは、自発呼吸時における吸気圧と呼気圧の圧力を切り替える制御方式。ASVは、自動サーボ換気方式。
ワタシのはPHILIPS RESPIRONICS社製の機器で A-Flexという制御方式らしいのだが、どれにしておけば良いかな?(*1)でも、どれを選んでも解析・表示結果には何も関係ないようなので、分からなければCPAPを選んでおけば良いのではないかと思う。
"RX Pressure" は現在CPAP機器に設定されている最高空気圧。ワタシの場合、4〜10cmH2Oに設定されているので、10.00を入れる。
入力したら Nextボタンをクリックする。
[続く]
(*1):後で分かったことだが、A-FlexはAuto CPAPになる。
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