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sleepyhead(6)

今日は睡眠時無呼吸と診療内科の病院のハシゴ


 今日は朝イチで睡眠時無呼吸症候群の病院へ行き、その後に診療内科の病院へ行くという、病院のハシゴであった。
 睡眠時無呼吸の方ではAHI値が0.7台であり、空気圧も今の設定値内に収まっているので、このままで状態維持となった。事前に自分のSleepyHeadで見ていたので、やっぱりという感想だ。医者のPCの画面に表示されていたのは SleepyHead での Overview に相当するグラフだった。短い診察時間の中で最近1ヵ月の睡眠状態を1日1日見て行くなんてできないものな。
 その診察が終わったら次は診療内科の病院へ。こちらも風邪の影響でデジレルを増量した効果が良く分からないが、風邪が治ってくるにつれて徐々に睡眠状態も良くなってきている様子なので、薬は今の量のままでもう暫く様子見となった。
 また、どちらの病院でも疲れがひどくて一晩寝ても疲れが取りきれない事を話してみたのだけど、風邪で体力が落ちている等の影響があるかもしれず、その影響が無くならないと何とも言えないと言った感じ。暫く様子を見て、あまりにも辛いようなら、また受診しなさいとの事だった。


 さて、SleepyHeadの話の続き。次は画面右側のDailyボタンをクリックして、1日づつ詳細に見ていこう。Daily画面は、

このような表示になる。左のカレンダーから表示させたい日をクリックすれば、その前日の就寝時から起床時までのデータがグラフ化されて表示される。ここでは4月7日の情報を表示させている。
 一番上のグラフが睡眠イベントを表示している。この睡眠イベントグラフは、その下のFlow Rateとあわせて見ると良いようだ。

 睡眠イベントのグラフでは、睡眠中の何時にどんな事が起きていたか?を知ることができる。睡眠イベントグラフに表示されているイベントは、

PB:
PB/CSRらしいが、これは何なのか分からない。が、機器がサポートしていないとイベントとして記録されないらしい。ワタシが使っている機器はサポートしていないらしく、このイベントの発生は一切記録されていない。
CA:
気道開存無呼吸。
OA:
気道閉塞無呼吸。
H:
低呼吸。
FL:
フローリミテーション(気流制限)指数。気道が狭くなってフロー、すなはち空気の流量が上限に達している状態のことらしい。これが発生するとCPAP機器の方で圧力を上げにかかるようだ。
RE:
RERAーRespiratory Effort-Related Arousalの略。日本語では「呼吸努力に関連した短時間覚醒」とのこと。このとき、本人は寝ているつもりでも脳は目を覚ましていて呼吸をするよう指令を出しており、身体も呼吸をするため覚醒状態になるのだろう。今のCPAPはこのイベントの発生を検知することはできても、空気圧の制御によって発生を抑止する事はできないのだそうな。
VS, VS2:
振動性いびき指数。

と、まぁ色々なイベントを記録しているものである。これらのイベントは、その下の Flow Rateのグラフにも同じ色で表示されている。Flow Rateのグラフは呼吸、すなはち息を吸ったり吐いたりがグラフ化されているのだが、睡眠時間全体を表示している状態では黒く塗りつぶされたようになってしまう。そこで、横軸の時間を短くして、イベントが発生した時の呼吸状態を見てみる。
 横軸の時間を短くする、つまりズームインするにはグラフの上にマウスカーソルを持って行き、左クリックする。逆にズームアウトするには右クリックする。つまり、何かイベントが発生している所をマウスで左クリックしていくと、

このように、イベントが発生していた時点の呼吸状態を見ることができる。ここではCA(気道開存無呼吸)が発生していた時の呼吸を見ている。グラフが上下しているのは息を吸ったり吐いたりしている状態を表している。CAイベント発生前に FLイベントが発生し、空気が流れにくくなって呼吸が少し乱れ出している。そして03:28:00頃からグラフが値0で平坦になりだし、一回呼吸した後にピタリと値0の平坦状態(呼吸停止状態)が続いてCAイベントとして記録されている。そのまま呼吸停止状態が03:28:20頃まで続き、呼吸を始めた後も安定するまで暫くかかっている。

 と言う具合に、自覚はなくても一晩の間に何度か呼吸停止が起きており、呼吸が止まっている時間も10秒程度の短いものから30〜40秒、長い時は1分近く呼吸が止まっている時もあった。
 それらの呼吸停止回数を時間単位に平均化したものがAHI値のグラフとして示されているわけだ。

 こうして日々の睡眠状態を見て行くと、ワタシの呼吸停止にはある程度パターンがあるようだ。それは呼吸停止イベントが、

  • 寝入りばなの23時から午前1時頃
  • 午前3時前後
  • 明け方の5時前後

に多いと言うことだ。23時から午前1時頃には薬が効いているおかげか目を覚ます事は無いのだけど、午前2時から3時頃にはよく中途覚醒してしまう。その後、再び眠れても午前4時から5時頃に目を覚ましてしまい、そのまま朝まで眠れないというパターンが非常多い。これが呼吸停止イベントの発生とほぼ一致しているようなのだ。また、中途覚醒の後に再び眠れても非常に眠りが浅かったりする事が多いのだが、この時間帯にもポツポツと呼吸停止イベントが記録されている。
 どうやら、ワタシの睡眠障害(中途覚醒)には無呼吸の発生が大きく影響しているようである。また、RERAイベントも何度か発生している事から、睡眠の質が良くない事で身体の疲れが取れにくいのかも知れない。

 と言う具合に、病院では説明してもらえない自分の詳細な睡眠状態を知る事ができる。症状が改善に向かっているのかも分かり安心にも繋がる。もしかしたら、何か対策を考える材料になるかもしれない。
 ただし、これらの事は私個人で調べたり考えたものであり、必ずしも正しい保証は無い。また、これらの情報をもって、医者に対処を求めたりしてはいけないと思う。CPAPの空気圧調整は医療行為であり、必要性を判断し空気圧を調整することができるのは医師だけである。


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