Windows XPのサポートが終了したと言うのに
以前よりアクセスの割合が増えているって、どういう事?
ホームページのアクセスログを解析すると、どんなOS、Webブラウザでアクセスしているのか分かるのだけど、以前にも書いたとおりサポート打ち切り直前であるにも関わらず Windows XPが半数以上を占めていた。これがサポート打ち切りになれば減っていくかと思っていたのだが実際は、
アクセス全体に占めるWindows XPの割合は、かえって増えていたりする。最近では、やっと Windows 7, 8の増加が見られるようになり、また iOSなどによるアクセスも出て来てタブレット端末も普及してきた事が感じられる。それなのに Windows XPはサポート打ち切り直前より約5%増加しているのだよね。また Windows XPでアクセスする際に使われているWebブラウザは、ほぼ IE6だった。Webブラウザも新しい物に入れ替えたりせず、OSに付いてきたのをそのまま使っているって感じかな。
Windows XPやIE6について未修正の脆弱性についてサラッと調べてみたら、数十件残っているらしく、そのうち80%以上が「危険」レベルなんですと。これらは修正される事はなく放置ってことなんだよね?
一方、オンラインバンキング等からは「Windows XPは使用推奨対象外とする」等のメールも届いている。そのうち Windows XP, IE6ではログインできないようにするオンラインバンキングも出て来るかもしれない。
しかし、Mac OS Xだって他人事じゃないよね。先日Appleがリリースしたセキュリティアップデートを見る限り、Mac OS X 10.6 Snow Leopardはサポート打ち切りになったと考えるべきだろう。明確にサポート打ち切りを宣言していないだけに Microsoftより悪質かも。Snow LeopardはPPCアプリが動作する最後のOSで、まだ使う事があるので環境は消せないんだけどなぁ。セキュリティアップデートくらい、まだ暫く出し続けて欲しいものだ。
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