Logitec USB3.0+eSATA HDDケース LHR-EGEU3F(2)
QNAP TS-112に繋ぎます
HDDを入れたLogitec HDDケース LHR-EGEU3Fを、付属のeSATAケーブルでQNAP TS-112に繋ぎます。付属のeSATATケーブルは長さが1mあり、すぐ隣に置くにはちょっと長め。仕方ないので、ケーブルをくるくる丸めています。因にUSB3.0ケーブルも付属していますが、これも長さ1mです。
QNAP TS-112に繋ぎ、QTS制御画面の「コントロールパネル」ー「外部デバイス」で表示したところ、
未使用のHDDなのですが、何故か全領域が使用済みと表示されました。未フォーマットだと、こうなるのかな?まぁいいや、とにかくフォーマットしましょう。[フォーマット]ボタンをクリックします。
フォーマットのダイアログでは、ファイルシステムと暗号化について選択します。ファイルシステムは、
- ext4
- ext3
- FAT32
- NTFS
- HFS+
から選ぶことができます。暗号化は、
- N/A(暗号化しない)
- AES 128bit
- AES 192bit
- AES 256bit
が選択できます。今回は、ファイルシステムext4、N/A(暗号化しない)を選択しました。
ダイアログの[フォーマット]ボタンをクリックするとHDDのフォーマット、ファイルシステムの構築が始まります。
フォーマットが完了すると、eSATADisk1という名前の共有フォルダにマウントされました。後は普通の共有フォルダと同じようにアクセス権などを設定すればOK。これで当分の間、容量不足の心配はないでしょう。
しかし、まだ故障への備えをしておかなければなりません。具体的には、
- 定期的なHDDの健康チェック(S.M.A.R.T.情報の監視)
- 省電力機能によるLoad Cycle Count値の異常増加対策
をしておかなければ。と言うのも、QNAP TS-112は内蔵HDDについてはS.M.A.R.T.情報の表示や定期的なセルフテストの機能があるのですが、外付けHDDについては何も面倒見てくれないのです。そのため、外付けHDDについては、自力で健康状態をチェックする仕組みを作らなければならないのでした。
[続く]
|