CPAP治療器変更
レンタル会社の都合で、CPAP治療器を変えることになりました
今まで使用していたCPAP治療器は Philips Respironics社製のREMstar Auto A-Flexというものでしたが、レンタル会社の都合で機種を変更することになりました。理由は、レンタル会社は解析ソフトもノートPCに入れてお医者さんに貸し出していたのですが、このノートPCを引き上げなければならなくなったからのようです。ノートPCを引き上げる理由は分からないのですが、Windows OSが古く(EOL)なったからかもしれません。これを機会に、お医者さんが普段使っているPCにインストールできる解析ソフトに入れ替えたいとのことで、それで患者さんが使っている機器も変えたいということのようです。
これまでの治療器を使い続ける場合、お医者さんにSDカードを持っていっても解析できないため、空気圧の調整などは行ってもらえなくなります。もし使い続けるなら、レンタル会社の方にSDカードを郵送し、レンタル会社の方で解析した結果をお医者さんに郵送し、SDカードをワタシに送り返すという、非常に面倒なことになると言うことです。このインターネット時代に、SDカード内のデータくらい電子渡しできるようにして欲しいものですが・・・
と言うことで、新しいCPAP治療器がコレです。MAGnet社の「オートCPAPシステム XT Auto N」というものです。以前のより小型で、電源も本体に内蔵しているためACアダプタもなく直接ACコンセントに繋げられます。
これが底面にあったラベル。アメリカで認証されている機器のようですね。製造国は台湾。
いつも不思議に思うのですが、これだけ睡眠時無呼吸症候群が認知されるようになったと言うのに、CPAP治療器を製造している日本の医療器メーカーがなく未だに輸入品に頼っているのは何故なんでしょうね?
まだお試し期間ということで、正式には週明けに発注するらしいです。ただ、困ったことに今まで使用していた治療器とは違う設定で届けられまして、お医者さんもまだ解析ソフトの入れ替えが済んでいないので、設定変更ができないのです。普通は治療器を変える場合は設定を引き継いで渡すものですけどね。
以前と違う設定は、
- Auto CPAP(こちらの呼吸に合わせて空気圧を上げ下げしてくれる)モードでなく、CPAP(送り出す空気圧が常に一定)モードになっている
- 治療設定圧(送り出す最大空気圧)が、今まで10cmH2Oだったところ8cmH2Oになっている
の2つです。そのせいなのか分かりませんが、これに変えてから午前4時頃に中途覚醒してしまったり、昼間に眠気を感じるようになったりと、ちょっと調子良くありません。これについてはレンタル会社の方へ連絡し、月曜日に設定変更してもらえるようお願いしました。
あともう一つ、この新しいCPAP治療器がSDカードに記録するデータ形式は、当然今までのとは異なっています。これまでSleepy Headというオープンソースを使って、自分でもSDカードに記録されている睡眠状態をチェックしていたのですが、Sleepy Headは今度のCPAP治療器には対応していないのです。そのため、今後は自分で睡眠状態をチェックできなくなってしまうのでした。個人的にはこれが一番痛いかな。
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