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結局CPAP治療器を元のPhilips社製REMstarに戻すことに

MAGnet社製XT Auto Nでは、毎日深夜に目が覚めるという症状が続いてしまって


 1月中ごろにレンタル会社の都合でCPAP治療器をMAGnet社製「オートCPAPシステム XT Auto Neo」に変更せざるを得なくなった。ところが、この機器に変えてから、ほぼ毎日夜中(0時〜2時の間)に目が覚めてしまい、ひどい時にはそのまま朝まで眠れないような状態が続いていた。
 当初はMAGnet社製「オートCPAPシステム XT Auto N」が届いたときの設定に問題があるのではと考えていた。と言うのも、届いた時の設定は、

  • 治療設定圧が8cmH2Oになっていた(それ以前のPhilips社製「REMstar Auto System One」では10cmH2Oだった)
  • モード設定が(就寝までのランプ時間を除いて)固定圧(C-PAP)モードになっていた

だったので、これが原因で就寝中の無呼吸を解消できなくて目が覚めてしまうのではないかと考えた。そこで、レンタル会社に連絡してロック解除、設定変更の方法(*1)を教えてもらい、以下のような設定にして試すことにした。

  • 治療設定圧を10cmH2Oに上げる(最終的には12.5cmH2Oまで上げることになったが)
  • モード設定をAuto CPAPモードにし、PVR(Pressure Variable Algorithm:自動圧調整アルゴリズム)を有効にする

 MAGnet社製「オートCPAPシステム XT Auto Neo」の良い所は、電源ユニット内蔵型でありながらコンパクトな筐体であるという点。だが、それ以外にはこれといった特徴が無いと言って良いだろう。カタログには静音性などについても謳われているが、マスクを装着しているとモーターがスイッチングする音が伝わってくるし、最大治療設定圧まで上がると結構な作動音がする。

 届いたときの初期状態ではモード設定が固定圧(C-PAP)モードになっており、電源を入れてから寝付くまでの間(ランプ時間)は、空気圧が4cmH2Oから徐々に設定治療圧まで上昇するようになっていた。開始時の治療圧4cmH2Oであれば息を吐く時にもそれほど息苦しさは感じないが、8〜10cmH2Oまで治療圧が上がると、さすがに息苦しさを感じてくる。
 これを解消するためのモード、機能があり、Auto CPAPモードにしてPVRを有効にすることで、こちらの呼吸に応じて送風圧を自動的に上げ下げしてくれ、正常に呼吸できている間は治療圧を下げ、無呼吸になると自動的に送風圧を上げるという事なのだが・・・実際に使用してみた感じでは、呼吸サイクルを認識するまでは呼吸に合わせて送風圧を上下するが、一旦呼吸サイクルを認識すると、少々呼吸サイクルが変動しても認識したサイクルを変えることなく送風圧を上下し続けるようだ。当たり前のことだが、人間の呼吸サイクルは常に一定ではない。唾を飲み込んだり、寝返りをうったりといった、ほんのちょっとしたことでサイクルが変動し、機器が認識した呼吸サイクルと微妙なズレが生じる。これにより、まだ完全に息を吐き終わっていないのにCPAP治療器が空気を送り始めたり、その逆に息を吸い始めたのにCPAP治療器が空気を送り出してくれないといった、1回の呼吸サイクル内のほんの短時間ではあるが違和感と言うか息苦しさを感じるようになる。
 それだけではなく、深夜に目が覚めるという症状が連日続いていたということから、無呼吸を防止する機能にも何か問題がありそうだ。自分は眠っていて意識はないのだから想像でしかないが、このMAGnet社製「オートCPAPシステム XT Auto Neo」は、正常に呼吸している間は送風圧を下げているが、「無呼吸を検知してから」最大治療圧まで上げるのではないだろうか。それって当たり前じゃないと思う?いやいや、無呼吸が起きてから送風圧を上げて呼吸が回復するまで1〜2分もかかっていたら遅いのだ。そんなんじゃCPAPを装着せずに寝て無呼吸になった状態とあまり違わない。(実際、睡眠時無呼吸症候群での1回の呼吸停止時間は普通1〜2分、長くても2〜3分と言ったところだ。それ以上長く呼吸を止めていたら身体が酸欠で持たない。)つまり「無呼吸を検知してから」徐々に送風圧を上げるのではなく、「無呼吸の予兆を検知して」送風圧を徐々に上げるか、「無呼吸を検知したら」呼吸回復するまで速やかに最大治療圧に上げるといった動作制御をするべきだろう。MAGnet社製XT Auto Nには、この点に改善の余地があるのではないかと思われる。この仮定に基づき、最大治療圧の設定値を上げてやれば無呼吸の発生を検知してから呼吸回復までの時間が短くなのではないかと考え最大治療圧を上げていった結果、12.5cmH2Oまで上げてやっと深夜に目が覚める症状が緩和された。それでも、完全に解消されたわけではなく、これ以上治療圧を上げると、機器との呼吸サイクルがズレた時の息苦しさや身体への負担増により、かえって辛くなってしまうという事が分かった。

 一方、Philips社製「REMstar Auto System One」では、上記のような問題を全く感じない。治療設定圧は初期状態で10cmH2Oに設定されているが、電源を入れて使用を開始した時点での送風圧は4cmH2O。そこから(ランプ時間内に)徐々に送風圧を上げていく設定だが、無呼吸が発生しない限りは無闇に送風圧を上げることはないし、こちらの呼吸に対する反応も良く違和感や息苦しさは全く感じない。A-Flexと言う制御が実にうまく働いているのだ。また無呼吸を防止するため、FL(フローリミテーション:気流制限)を検知すると徐々に送風圧を上げるような「先手を打った」動作をしてくれるようだ。

 と言うことで、もうMAGnet社製XT Auto Neoには見切りをつけ、結局以前のPhilips社製「REMstar Auto System One」に戻してもらうことにした。Philips社製REMstarでは病院でSDカードの内容を解析してもらえないのだが、だからと言って深夜に目が覚めて眠れない状態が続くようでは本末転倒だからだ。
 Philips社製REMstar が自宅に届けられたのが1週間前。早速、MAGnet社製XT Auto Neoから取り換えたところ、完全ではないが深夜に目が覚める回数はぐんと減り、少なくとも0時だの1時だのに目が覚めてしまうことは無くなった。
 添付されていた紙には「受診時に、この機器のSDカードを持って行ってくれれば大丈夫」と言うような事が書かれていたが、そもそもPhilips社の解析ソフトを病院のPCや貸し出しているノートPCにインストールできなくなったからMAGnet社製に変えると言うことではなかったか?と思いつつ半信半疑で今日受診して来た。その際念のため、自分のPCのSleepy Headで解析した結果を印刷して持って行くことにした。

 その結果、やっぱり病院のPCにはSDカードの解析ソフトはMAGnet社製のものしかインストールされてなく、Philips社製REMstarのSDカードは解析できなかった。が、お医者さんはSleepy Headの印刷結果を見て、今後もこれを持って来てくれれば良いと言うことになった。まぁお医者さんもAHI値くらいしか見てないからね。Sleepy HeadのStatisticsで充分目的は果たせるわけだ。
 ただ、治療圧を上げるという事になれば、本来はSDカードに設定値を書き込まなければならない(これは治療行為なので医者しかできない)のだが、まぁぶっちゃけREMstarのロック解除、設定変更の方法は知ってますからね(^^;)。その気になれば、最大治療圧を上げる程度の設定変更などいくらでも出来る。と言うことで、当分は毎月Sleepy Headの結果を印刷して持っていき、治療圧を上げるよう指示があれば自分で設定変更するということになりそうだ。


(*1):ここで設定変更方法を明記することはできないが、ヒントを少しだけ。
 MAGnet社製「オートCPAPシステム XT Auto Neo」には上側(液晶ディスプレイの左右)に4つの押しボタンしかない。(1つは電源ボタンなのだから、これを除外すれば3つしかない。)少ないボタン数で、多くの機能や隠し機能を呼び出す方法には「複数ボタンの同時押し」か「ボタンの長押し」くらいしかない。(まぁ、「ボタンを複数回押す」とか「複数のボタンをある順番で押す」と言った複雑な方法も無いではないが、この機器についてはそのような複雑な方法ではない。)そして、この機器では「2つのボタンを同時押し」したまま、もう一つのボタンを押すことで「医療従事者用設定モード」に移れるようになっている。同時に押しやすいボタンはどれとどれか?そこから「設定モード」に移るために押すべきボタンはどれか?少し考えれば分かってこよう。


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