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AirMac Expressが壊れたようだ(1)

と言うことで、早速分解してみたが・・・


 嫁さんのEPSONプリンターのプリントサーバーとして使っていたAir Mac Expressだが、電源を入れてもLEDが点灯せず、ウンともスンとも言わなくなってしまった。どうやら故障したようだ(;_;)。
 購入したのは2004年。もう13年以上昔のことになるので、今までよくもったと言えるだろう。もう買い替えても良いくらいだが(現行のAirMac Expressは¥9,800)、症状からして電源部が逝ってしまったんじゃないか?といった感触なので、何とか修理できないかと思い、

分解してみた。いや、殻割りしている時に分かったのだが、このプラスチック筐体は嵌め込み式ではなく、メッチャ強力な接着剤(*1)で貼り合わされているため、もはや分解ではなく破壊行為である(*2)。修理することなど全く想定していない、これを酷い造りと言うべきか、それとも潔いと言うべきなのか・・・などと言うことを考えつつ2時間近く格闘した結果、何とか殻割りすることはできたのだが、このようになると、もはや元どおりに戻して使うのは不可能である。
 左側が電源部、右側がWi-Fi(無線LAN)部であろう。

 電源部は韓国サムスン製。おそらくスイッチング電源で、+5V 0.7A と +3.3V 1.21A を供給できるようだ。何故か透明なカバーが被せられており、結構発熱したのだろう、上部は茶色に変色している。

 カバーを外してみて電源部の基盤を見てみたが、目視では特に異常は見られない。最も多い故障例は、この発熱が多い部分に使用されている電解コンデンサが熱によって劣化し、丸い緑色の部品(インダクタかな?)の裏側にあるチップ抵抗が燃えてしまうというものらしい(iFixitのレポートもこの例)。
 しかし、ワタシの電源基盤には燃えたような跡はないし、電解コンデンサの頭が膨らんでいるとか電解液が漏れていると言った様子もない。

 左上に、申し訳程度の銅製ヒートシンクが付けられているのは「KIA278R05PI」という、Korea Electronics製の3端子レギュータのようで、これで5Vの電源を作っているようだ。それなら3.3Vも同じように3端子レギュレータを使っているかと思ったら違うようで、電源基盤の真ん中にあるトランス状の部品の3本出ているコードのうち、真ん中の透明なコードから太いダイオードを通して供給されているような感じに見える(3端子レギュレータだったら部品を剥ぎ取って使えるかと期待したのだが、そう簡単ではなさそうだ。左隣の赤いコードは、一回り細いダイオードを通して5Vの3端子レギュレータに給電している様子。)

 電源基盤を裏から見たところ。こちらにも特に異常は見られない。

 iFixitのレポートで燃えていたという部分のアップ。R01, R02 が燃えていたというチップ抵抗だろう。「2h2」と書かれているようだが、この記法は何?これじゃ抵抗値が分からん・・・

 電源部のみAC電源に繋ぎ、テスターで電圧が出ているか測ってみたが、5Vも3.3Vのどちらも全然ダメだった。発熱するはずのスイッチングレギュータ部分も、全然熱を持ってこない。電解コンデンサの劣化(容量抜け)と言った症状ではなく、コントローラーチップ自体が壊れたのかもしれない(スイッチングが行われない、すなはちスイッチ切れっ放し状態のため、電源として機能しなくなった)。

 Wi-Fi(無線LAN)部の基盤も外して見てみたが、こちらにも目視で分かる範囲では特に異常はないようだ。写真の基盤上側には分解時にドライバーで引っかいて付けた傷があるが、この部分には特に部品や配線パターンは無いので問題はないだろう。基盤右上にあるのはアンテナ端子だと思われるが、アンテナは付いていなかった。

 さて、電源が逝ってしまった事は確定したので、5Vと3.3Vの電源を用意しWi-Fi基盤に供給してやれば何とか使えるようにすることはできるかもしれない。5Vはスマホやタブレット用のUSB電源ACアダプタなどを使えば簡単に用意できる。問題はそこから3.3Vに降圧するDC-DCコンバータだな。1.21Aと結構な電流量が必要だが、そんなに高いものでもないだろう。だが、ウチみたいな田舎で手に入れようとすると通販に頼るしかないのだが、部品代より送料の方が高くついたりしないだろうか?ちょいと電車に乗れば秋葉原に行ける人が羨ましい・・・


(*1)
接着と言うより溶着ではないかな?よくホームセンターなどに「イレクターパイプ」という、鉄パイプの外側を樹脂で覆った物がある。専用カッターで切断し、同じ樹脂製のコネクターを使って好きなサイズの家具などを組み立てられるやつだ。これを接着する際には、パイプとコネクターの間に専用の接着液を先の細いスポイトで流し込むと表面張力で隙間に入り込み、樹脂を溶かして固まることで強力に接着(溶着)される。AirMac Expressの筐体にもこの方法が使われているのではないかと思う。
(*2)
iFixit にもAirMac Expressの分解修理レポートがある。


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