Anker Roav FMトランスミッター&USBカーチャージャー(2)
これでウチの車もスマートカー?
USB充電、Bluetooth-FMトランスミッター、ハンズフリー通話、駐車位置記録という1台4役をこなすAnker Roav FMトランスミッター&USBカーチャージャー。早速ウチの車に取り付けてセットアップしました。
パッケージの中身は本体と取扱い説明書。取説は、色々な機能が詰め込まれていることもあり、最近の製品でお馴染の「スマホに専用アプリをインストールして後はアプリの指示に従え」と言うわけにもいかないようで、結構しっかり書かれていました。まぁ専用アプリ(Roav Charger)が必要なのは駐車位置記録機能くらいで、それ以外の機能は専用アプリが無くても使えるので、当然ではありますが・・・
とは言え、セットアップは簡単。本体をシガーソケットに挿してスマホとBluetoothでペアリングし、カーオーディオのFMラジオで周波数を合わせるだけ。FMの周波数は初期状態で90.0MHzになっていたので、この周波数が空いていればそのままで、周波数を変更したければ受話器マークのボタン(多機能ボタン)を長押しして左右のボタンで空いている周波数を選びます。周波数を合わせたらFMラジオの空きチャンネルにプリセットしておくなどすると良いでしょうね。
FMの周波数は、専用アプリからでも変更することができます。
ウチの車のシガーソケットの位置はセンターコンソールの手前、シフトノブの向こう側なので、ボタンを操作する際には少し前屈みになります。運転中に操作しても危ないほどではありませんが、操作時には注意した方が良いですね。
USBポートの左側にある小さな穴がマイクだと思われます。この距離でどの程度声を拾えるかはやってみないと分かりません(まだ試す機会がないので)。
駐車位置記録の仕組みはシンプルです。車のエンジンを切って本体の電源が断たれるとBluetooth接続が切れるので、その時に専用アプリ(Roav Charger)が位置情報をスマホのGPSから取得して覚えておくというもの。そのためアプリが位置情報にアクセスするのを「常に許可」する設定にし、かつアプリを常時動かしておかなければなりません。アプリを終了させたまま車を走らせてしまうと駐車位置表示が、
こんな事(59km右方向)になります。
音質は、スマホ→Bluetooth→FMという変換を経るので過度な期待をしても仕方がないのですが、まぁ何とか実用になるかな?というレベルです。特に低音が弱く、シャカシャカとした音質です。スマホの音楽を聴くのをメインにしたいなら、何か別の方法を考えた方が良いです。また、FM特有のノイズが乗るとのレビューがありましたが、ウチの車ではノイズは殆ど聴こえないレベルでした。
ただ、スマホの音量は最大にしておく必要があります。普段使っているような音量だと全く聴こえませんでした。iPhoneなら接続したBluetoothデバイス毎に音量設定を覚えておいてくれるようなので、最初にペアリングした際に最大音量まで上げておけば良いです。
と言うことで、これでドライブ中に音楽を聴くのはちょっと辛いものがあるので、主な用途は車載の古いカーナビの代わりにスマホのカーナビアプリを使う際に音声案内を聴く、運転中に電話がかかってきた時の通話、スマホの充電と言ったところかな。まだまだスマートカーには遠いな〜Echo Dotも車に載せようか・・・
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