macOS Mojave を Mac Pro Early 2008(非サポート機種)にインストール:セキュリティアップデート2020-002適用
参照:Security Update 2020-002 Mojave
3月24日に「macOS Catalina 10.15.4、セキュリティアップデート2020-002 Mojave、セキュリティアップデート2020-002 High Sierra」がリリースされました
先の3月24日に、macOS Catalina 10.15.4、セキュリティアップデート2020-002 Mojave、セキュリティアップデート2020-002 High Sierraがリリースになっています。
MacBook Pro 2017 (Catalina) の方は当然ながら特に問題なくアップデートできていました。が、問題なのは非サポート機種の Mac Pro Early 2008の方。今回も何とか無事にアップデートできましたが、EFIブート画面が出せる Radeon HD 6870ビデオカードに変え、そのDVI出力が4Kディスプレイに映るようにするまでが一苦労。何故か Radeon HD 6870に変えただけでは、すんなり起動時の EFIブート画面が出てくれないのです。何となく一旦High Sierraで起動させ、Radeon HD 6870でHigh Sierraの画面が映るようになれば、その後は EFIブート画面が出るようになる感触ですが・・・手順が確立していないので時間がかかり、アップデート作業だけで午前中が潰れました。
Radeon HD 6870で EFIブート画面が出ればシメタもので、これだけで作業は半分以上終わったようなもの。その後の手順は以下。
- 一旦シャットダウンしてHigh SierraのSSDを外しておく
これを忘れると、後で「macOS Post Install」がAPFSに当てるパッチがうまくいかず、起動ディスクをMojave(APFS)にしているのに High SierraのSSDから起動してしまうという現象が起きるっぽいので、何気に重要なポイント。
- macOS Mojave Patcherで作成したMojaveインストール用SDカードをMac Proのカードリーダーに刺しておく
- 起動時にOptionキーを押しっぱなしにしてEFIブート画面を出し、先のSDカードが起動ディスクに出てくる事を確認しておく
- Mojaveを起動して、「システム環境設定」の「ソフトウェアアップデート」からMojaveのアップデートを適用
- アップデートが適用されて自動的に再起動されるのを待つ
- 再起動時にOptionキーを押しっぱなしにしてEFIブート画面を出し、SDカードから起動
- 「macOS Post Install」でMojave起動ディスクにパッチを当てて再起動
- Mojaveが起動したら、外れてしまったパッチを再インストール
- ビデオカードをMetal対応のRadeon RX560に戻し、High SierraのSSDを繋げて作業完了
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