ROADOM 7インチモニター
Raspberry Pi用モニターと謳ってはいるけど
この自宅サーバのMac mini G4だけど、サーバなので基本モニターレスで運用しており、どうしてもGUI操作したい場合は画面共有(VNC)で行っている。それで特に不便と言うことはないのだけれど、稀に調子が悪くなったりハングすることもあり、強制シャットダウンしてシングルユーザーモードでメンテナンスしなければならないこともある。その際には押し入れからディスプレイを引っ張り出して来て繋いで作業していた。面倒ではあるけれど数ヶ月に一度あるかないかの事なので、今まで我慢していたのである。
年末の大掃除の際、殆どカオスとなっている押し入れも(少〜ぉしだけ)整理したのだが、この滅多に使わないディスプレイもそろそろ処分したいと考えた。このディプレイは、なんとBlog立ち上げ時の2004年に購入したSONY SDM-S73という 17inch液晶ディスプレイなのだ。今となっては誰も欲しがらない代物だろう。
とは言え、自宅サーバ用のディスプレイが全くないのも困る。と言うことで、セールで安くなっていたROADOM 7インチ Raspberry Pi用モニターを買ってみた。
この製品、主な用途は Raspberry Pi用モニターと謳ってはいるが、HDMI入力で最大1920×1080(フルHD)解像度のディスプレイとして使用可能だと言う。さすがに7インチに1920×1080表示は実用的ではないだろうが、サーバ用のモニターとしては充分だ。IPS液晶なので視野角が広くて発色も良いとのこと。
と言うことで、自宅サーバ(Mac mini G4)に繋いでみた。ディスプレイケーブルは手元にあったDVI-HDMI変換ケーブルを使用している。
写真ではかなり青っぽい感じに写っているが、実際にはもっと落ち着いた色味である。またこれはキャリブレーションを行う前の状態でもあり、現在は macOSのシステム環境設定でキャリブレーションを行うことで、より綺麗で自然な発色になっている。ただコントラストを上げすぎると色が飛んでしまうようだったので、モニター側の設定は標準状態からあまり大きく動かさない方が良さそうだ。
電源は付属のUSB-A to type-cケーブルで供給しているが、かなりの省電力らしく、付属のACアダプタ(5V, 3A)を使わなくとも USB2.0(5V, 500mA)ポートからの供給電力でも問題なく動作したのには驚いた。ACアダプタって微妙に横幅があってテーブルタップに刺すと隣のプラグに干渉して来るので、何処にどのように刺すか問題はプチストレスになるのであるが、開いてるUSBポートで電力が賄えるというのは嬉しい。
と言った具合に、価格の割にはなかなか良い具合のモニターなのだが、難点は左側面に接続端子が集中しているため、ケーブルのコネクタが左側に大きく飛び出てしまう事だ。特にHDMIはコネクタがゴッツくて、今使っているHDMIケーブルではコネクタが左側に6cmほど飛び出してしまい、折角のコンパクトさが台無しになってしまう。モニターの設置場所については、このコネクタの大きさも考慮する必要があり結構悩ましい。これについては別途方策を考えることにしよう。
|