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LS220Dのジャンク購入

HDDが怪しくなったLS-VLのッバックアップ(データ吸上げ)用、および代替NASとして


 ファン交換したLS-VLのHDDが逝きかけているのでは?と気付き、そのバックアップ&代替機として LS220D の中古(ジャンク)品を購入した。

LS220D

 ハードディスクが抜かれているジャンク品だが、手元にあまり使っていないHDDが何台かあるので、これらを使えば構築できるだろうとの考え。幸いウチには同じLS200系のNAS、LS210Dがあり、過去数世代分のファームウェアアップデータが手元に残してある。ハードディクを全交換した後の復旧方法も、LS-VLでの方法とそう変わらない(まぁ面倒な作業ではあるが・・・)。
 ただ最新に近いバージョンのファームウェアアップデータだと、ハードディスクにパーティションを切ってくれる機能が無くなっているそうだ。なので、今現在ホームページからダウンロードできる最新版ファームウェアアップデータしか手元にない場合は詰むので注意が必要だ。

LS220D

 と言うことで手持のHDDやヤフオクで購入した中古のHDDを使って復旧。単にLS-VLから吸上げるだけなら片肺(HDD 1台)でも良いのだけど、今後は代替NASとして使う事も考えてRAID1構成にした。RAID構築にはmdadmを使っているようなので、以前Raspberry PiでRAID 5を構築したときの経験が役に立つかも。それにしてもRAID構築(リビルド)にはえらく時間かかるなぁ。


 先ず脱獄(rootでsshログイン)できるようにしてからではあるが、RAIDのリビルドは以下の方法で高速化できる。

# cat /proc/sys/dev/raid/speed_limit_min
1000
# cat /proc/sys/dev/raid/speed_limit_max
50000
# echo 50000 >/proc/sys/dev/raid/speed_limit_min

 上記のように制限速度をMAXまで上げると、おおよそ半分から1/3くらいの時間でリビルドが完了する。ただし、HDDには結構負荷がかかって温度も上がる(ウチのLS220Dでは56℃まで上がった)ので、フロントパネルを外した状態にしてあげるとか注意が必要だろう。


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