熊野古道ツーリング(その4)
紀伊長島〜馬越峠
さすが新車!?思いのほか早く着いてしまったので、もう少し足を延ばしてみよう。出発前は宿を拠点にしてツヅラト峠をと思っていたけど、実はもう1箇所候補に挙げていたんだ。それが馬越(まごせ)峠コース。
馬越峠は熊野古道伊勢路のなかで最も美しい石畳道が残っているという。距離も時間も手頃なコースだ。
紀伊長島駅から30分ほど走り、相賀駅の少し先にある道の駅「海山(みやま)」に到着。多少不用心な気もするが、ここにバイクを停めておくことにした。まぁ他にも同じ目的と思われる車やバイクが停まっているので、ロックしておけば大丈夫だろう。もう少し先の馬越峠の入り口付近にも駐車可能な場所があったので、気になる人はこちらの方が良いかも。
既にハイキングスタイルした人々がゾロゾロと馬越峠の方へ歩いて行く。
ワタシも出発!時刻は10:54am。さて、ワタシの足で何時間で歩いてこれますかね?
その前に注意事項を。熊野古道には基本的にトイレが無いので、出発前に用をたしておくこと。森の中の道なので涼しいけれど、それでもこんなに天気が良い日では汗を一杯かいてしまう。脱水症状を起さないよう飲料水を確保しておこう。靴はトレッキングシューズまでは必要なく普通のスニーカー程度でも充分で、ワタシはバイクに乗るときの靴でそのまま歩いてきた。重い靴は止めた方がいいと思う。
国道42号線を暫く歩くと熊野古道馬越峠の入り口に着く。
入り口付近は近年になって整備されたのだろう。非常に綺麗な階段状の石畳で始まる。これなら楽勝じゃない、なぁ〜んて思ってはいけない!間も無く熊野古道の本当の姿が現れ、峠越えの厳しさを嫌というほど味わえるようになる(^^;)。
<続く>
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