バイクにドラレコ(LT-300W)を取り付けた、その後のその後の話(2)
明暗順応性能を見てみよう
バイク用中華製ドラレコLT-300Wだが、まだ充分ではないが、ようやく証拠映像になるレベルの画質で録画できるようになった。と言うことで、先ずは明暗順応性能を見てみよう。この製品、一応HDR(High Dynamic Range)対応を謳っており、それが本当なら明暗差がある状態でも白飛びや黒潰れに強いはずだが・・・
天候は薄曇りの午前10時。直射日光はないが明るさは充分。この条件下でトンネルを通った際の映像はこんな感じ。
[フロントカメラ映像]
[リアカメラ映像]
フロントカメラはトンネル出口で完全に白飛びしてしまい、もしこの瞬間に事故になったら記録できていない可能性がある。白飛びに関してはリアカメラの方が優秀なように思う。トンネルに出入りする際の順応速度もリアカメラの方が良いようだ。
フロントカメラの映像は全体的にぼんやりした感じで、コントラストが低い。本当にフルHD(1,920×1,080, 200万画素)の解像度があるのかも疑わしいが、状況が判らないと言ったレベルではない。しかし、強い光源に対しては白飛び状態になるので、その点は注意が必要だ。カメラがHDRに対応しているわけではなく、本体側ソフトウェアの画像処理でHDR化している可能性もあるが、実際のところは判らない。
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