セキスイハイムの見積りを分析
抽選はハズレてしまったわけだが
参考にしてくれれば、と言うことで見積書(資金計画表)を何パターンか持って来てくれている。そう言えば、セキスイハイムはキャンペーンの事ばかりで坪単価など基本的な情報を仕入れてなかったな。
見積書は現在の家と同じ程度の広さ(総床面積50坪)の2階建てと言う事で書かれている。坪単価は 65万円。ただし、これには
- 太陽光発電(4.98KW)
- オール電化(IHクッキングヒーター、エコキュート370L)
- ハイブリッド配線(光対応)
- 床暖房システム
- タイル外壁UP分
- ステンレス屋根材・アルミ庇UP分
というオプションが含まれており、これらを除いた場合は-700万円との事。オプション個々の価格は示されておらず、建物本体の坪単価は 51万円になっている。これが本当ならば、今まで調べてきた住宅メーカーの中ではかなり安い坪単価と言える。
太陽光発電は現時点では導入に踏み切るには時期尚早と思うが、オール電化などは付けたい。床暖房はメンテナンスの事などを考えると、慎重に検討すべきだろう。と言うことで、オプションには欲しいもの要らないものがあるのだが、それらの価格が分からない。ので、色々と情報を探ってみた。
太陽光発電は現時点での初期導入費用は 60〜70万円/KW が相場のようだ。5KWの太陽光発電なので 300〜350万円と言ったところか。これを導入すれば日中に発電した余剰電力を買い取ってもらうことで光熱費をゼロにでき、10年ほどで元が取れると説明している。ところでウチの契約アンペア数は単相3線60A(30A+30A)なので、最大6KWになる。5KWでも足りないわけで、これでは売電による利益は期待できないだろう。光熱費ゼロだって難しい。初期導入費用を回収するには10年、20年という長い期間が必要となり、回収できた頃には寿命を迎えているという事になる。これでは導入する意味は薄い。よって、これを除くと残りは350〜400万円。
オール電化は、このエコキュートの370Lというタンク容量だと家族4人程度と言うことで妥当な設定。このクラスだと約100万円と言ったところか。これは是非付けておきたい。
ハイブリッド配線(光対応)とは各部屋にLANコンセントを設けて、FTTH(光ファイバー)によってインターネット接続できるようにするもの。そんなに高いものとは思えず20〜30万円と想像。あまり高ければ、ウチでは既に Wi-Fi 設備があるので要らないという事にする。
残り200数十万〜300万程度で床暖房と外壁、屋根材か。床暖房を100万円と想定すると外壁、屋根材を200万円UP程度でメンテナンスフリー家屋となると考えられる。
オール電化と外壁、屋根材UPは欲しいように思うので、その合計は約300万と推定してみた。これで坪単価を計算すると 53万円/坪。展示場で色々な住宅メーカーの話しを聞いてみると、だいたい坪単価は55万円前後、それプラスオプションと言うことなので、それに比べればリーズナブルな価格と言える?
まぁ、他にも色々と見積りをとってみて比較してみるつもりだが・・・
それにしても、こんな大きな金額を眺めてばかりいると金銭感覚がマヒしそうだな。
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