エコキュートから水漏れ発生
9月8日に水漏れに気付いて給水を停止、その後3日間お湯ナシ生活
思い返せばエコキュートを設置したのは 2009年8月24日。12年間使ってきたのだから、そろそろ寿命なのかもしれないけどね。
9月8日の午前中のこと、ちょっと買い物に出掛けようとしたら、エコキュートの貯湯タンク横の地面が水浸し。耳を近づければ、ジャパジャパという音も聞こえる。これはヤバイ!水漏れだ。しかも結構盛大に漏れてる!
とりあえず給水栓を閉めて圧力逃がし弁を開けたところ、暫くして水漏れは止まった。再び給水栓を開いてみると、暫くしてまた水漏れが始まる。給水タンクに水が溜まると漏れ出すのか?それとも給水系統の配管か、給水圧力調整バルブあたりの水圧が上がると漏れ出すのか?
前面パネルを剥ぐってみたけど、タンク下側の見えない部分から漏れている音が聞こえるのが分かっただけで、漏水個所は特定できず。
自分では修理できそうにないので、三菱電機の修理相談窓口に連絡し、修理を依頼した。12年前の機種だが、まだ保守・修理は請け負っているとのこと。しかし部品が欠品になっている場合もあり、その時は新しいのに交換しなければならなくなる。
ただ、今修理の予定が立て込んでいて、一番早くて週明けの9月13日(月曜)しか予定が空いていないとのこと。なるべく早くお願いしたいと告げ、キャンセルなどで予定が空いたら連絡してもらえるようにしておいた。そうしたら昨日(9月10日)の午後に修理してもらえることになった。
修理サービスの人は手際よく前面、左側面のパネルを開け、タンク下のカバーも外して漏水個所を特定した。
漏水個所はタンク下の排水パイプだった。タンク内に水が入ると勢い良く水が吹き出て来る。これなら排水パイプの交換で直る。部品もある。やったね!
しかし、ここから悪戦苦闘が始まった。
パイプが固着していて全く外れない。パイプ側に入っている金属ワッシャが錆びついてタンク側の排水管に強力に張り付いてしまっている状態だったのだ。
マイナスドライバで叩いたり、ウチにあったバールを使って力一杯コジったりしたが、なかなか外れない。30分ほど格闘していただろうか。汗びっしょりになりながら、やっと外すことができた。
ちなみに漏水個所は赤→の穴(直径1〜2mm程度)だ。
この錆びて腐った金属ワッシャは鉄製かな?タンク側の排水管やクリップはステンレスっぽい。パイプは銅製と、これでは鉄は電食でグズグズになって当たり前だ。言っちゃ悪いが、これは設計ミスと言われても仕方なかろう。
このパイプは排水管に差し込んで金属クリップで留めるだけなので、新しいパイプに交換するのはものの数分で完了。固着さえしていなければ簡単な作業だったんだけどね。
ということで、新しい排水パイプに交換完了!
水漏れを発見してからの3日間、ずっとお湯ナシ生活で、身体を拭くくらいのお湯なら湯沸かしポットで何とかなるが、風呂や洗髪となると難しい。ワタシは水のシャワーで凌いでいたが、女性陣は限界が近づいていて「今日修理できなかったら日帰り温泉へ行くっ!」と言っていた。まぁ、爆発寸前で何とか直ったから良かったが・・・
さて修理はできたが、次に気になるのは、いつから水漏れしていたのか?だ。長期間に渡って、あの勢いで水漏れしていたとなると多額の水道料金を請求されてしまうことになるかもしれない。
実は今回修理の様子を写真に撮っていたのは、修理サービスの人が「水漏れの場合、水道料金の減免措置がありまして、その申請には漏水原因箇所と修理前後の写真が必要になるので、写真や動画を撮っておいた方が良いですよ。」と教えてくれたからだ。
修理完了後、早速市役所の水道課に問い合わせたところ、水道料金減免申請の方法を教えてもらえた。それによると、
- 一旦水道料金を支払った後に返金される措置である
- 「水道料金減免申請書兼調査票」と、修理業者作成の「修繕完了報告書」が必要
(「修繕完了報告書」は修理代金の支払い時に「修理作業完了報告書兼領収書」を作って渡してくれたので、これで良いんじゃないかな?)
- 添付資料として、漏水箇所見取図、修理概要図、修繕前後の写真(漏水状況を含む)が必要
(さすがに正確な見取図は無理だけど、ざっくりとした位置を示すだけならホームページや取説の図でも使って作れば良いかね?)
今月中旬から月末にかけて水道の検針があるので、その際に料金を確認したうえで申請手続きを検討してほしいとの事だった。
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