SMART Reporter
SMART Reporter というフリーウェアを使ってみた。
![](upfiles/2004/7/1091014670_1.png) SMART Reporter は ここからダウンロードできるのだが、実のところ何をするソフトかさっぱり知らなかったんだな。説明を読む限りハードディスクに関して何か故障なりのトラブルが起きる前に警告を出してくれるものらしい。本当なら素晴らしいじゃないか。今まで自分が壊れそうになったら知らせるコンピュータなんて無かったもの。どんな重要な仕事をしていようが、問答無用で壊れるのがコンピュータだ。しかもバックアップなど取っていない時にきまって壊れるものなんだ。
これを機会にSMARTについて少し調べてみたところ、SMARTとは "Self-Monitoring Analysis and Reporting Technology" の略で、「ハードディスクの動作温度、データのスループット、ECCによるデータ訂正の頻度、再マップされたセクタ数、ヘッド浮上量など、HDD内部のあらゆるパラメータを監視することで故障予知を行なう技術」と解説されていた。要は定期的に健康診断してやって異常なデータを見つけたら「血圧が高いです」とか警告するってわけだ。
SMART Reporter をダウンロードして一度実行すると、システムに常駐して次回ログイン時にも自動的に起動して良いか尋ねられる。良ければそのまま常駐してメニューバーには緑色のディスクアイコンとして現れる。次回に起動した時からはずっとこの状態だ。監視するのは内蔵HDだけで外付けのFireWire,SCSI HDは監視対象に含まれなかった(*1)。メニューバーのディスクアイコンをクリックすると SMART Reporter のメニューが表示されて監視ログなどを見ることができる。当然ながら今は全部元気だと表示されますがね。こうなると「HDが死にそうです」メッセージを見てみたい気もする・・・(^^;)
(*1):SMART Reporterのホームページに
Because SMARTReporter relies on the S.M.A.R.T. implementation of Mac OS X, it only supports ATA/IDE hard-drives, if you want S.M.A.R.T. support for your SCSI or FireWire hard-drive, send feedback to Apple.
とあるので、MacOS-X が外付けFireWire,SCSI HD のSMART をサポートしていないと言うことなのだろう。
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