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最新:07/03 19:28
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最新:07/28 16:47
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uim (その5)
kinput2 以下を置き換える。
kterm と kinput2 の間のプロトコルを XIM (X Input Method) に切り換えることができた。今度は kinput2 以下を UIM, anthy に置き換えて行く。
折角 XIM というプロトコルが標準化されているのに何故 UIMかという議論はあるだろう。anthy 等かな漢字変換エンジンが直接 XIMをサポートしてくれればシンプルな構造になる。しかし XIMにも色々と問題や不満があるらしく、それらを解消すべく UIM は多言語入力システムの中間層としての多機能ライブラリを目指しているらしい。と言うことで、最近のかな漢字変換エンジンは UIMライブラリ対応に作られており、最新のかな漢字変換エンジンを使うためには UIMという事になる。
UIM の設定には uim 公式日本語サイト を読むのが良い。修正ファイルは前回同様、
~/.xinitrc または ~/.xsession
- kterm のリソース。
~/.Xdefaults または ~/.Xresources
1) ~/.xinitrc または ~/.xsession
kinput2 の設定、起動をコメントアウトして代わりに uim-xim の設定、起動に書き換える。
#export XMODIFIERS="@im=kinput2"
#/usr/X11R6/bin/kinput2 -xim &
export XMODIFIERS="@im=uim"
/usr/local/bin/uim-xim --engine=anthy &
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2) kterm のリソース
~/.Xdefaults または ~/.Xresources に書かれている ktermリソースを修正する。
!#define XIM kinput2
#define XIM uim-anthy
KTerm*inputMethod: XIM
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3) デフォルトの変換エンジンの指定
~/.uim に
(define default-im-name 'anthy)
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と書いて、デフォルトかな漢字変換エンジンとして anthy を指定しておく。しかし、このファイルは必ずしも必要ではなく、無ければ自動的に検索してくれるとの事だ。
4) X-window, kterm起動
ファイルを修正した後 X-Window を立ち上げ、kterm に -xim オプションを指定して起動する。日本語モードをオン・オフするのは uim-xim でも「シフト+スペース」でOK。しかし、私のところではどうも調子が悪く、ローマ字入力したひらがな文字が消えて行ってしまう。
そのまま闇打ち入力、スペースで変換、リターンキーで確定すると変換結果の漢字が表示される。(上では「日本語の」が確定済みの部分。続けて「にゅうりょく」と入れようとして nyuury まで打ったところ。)このままでは入力した文字の修正、文節区切り位置の修正などの操作ができず、全く使い物にならない。何か使い方か設定が悪いのだろうか?
やっぱり強行突破したところが悪かったのだろうか?と思って、試しに EasyPackage を使って glib-2.0 をインストールした後 uim を作り直してみたが(それなら最初からそうしろよ>自分)現象は変わらず。原因が分かっていない。さて、どうしよう・・・
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