シリアルATA HDDを起動ディスクにしてみる
秋葉館の Mac用Serial ATA PCIカード の特徴として「ブート(起動)ディスクに設定可能」というのがある。
無事シリアルATA HDDを導入することができ性能も満足いくもので、ハードディスクだけは最新のPowerMac G5にも引けを取らないものになりました。では、このハードディスクにMacOS-Xをインストールしたらブート時間は PowerMac G5並みに速くなるでしょうか?
今回のシリアルATAカードには「シリアルATA HDDをブートディスク(起動ディスク)に設定することができる」と書かれています。となれば早速試してみるしかないわね。
初期化済みで何も入っていない状態の SATA HDD に MacOS-X 10.4 (Tiger) をインストール。インストール完了後の再起動時に option キーを押しっ放しにしてみたら、
こんな具合に Open Firmware からでも起動ディスクとして選択することができるようになっていました。ディスク名のところにSCSIのようなアイコンが表示されているのはご愛嬌ですか?(^^;)
SATA HDDの MacOS-X を選んでブート(起動)させると、お馴染グレーのアップルマークが表示されます。が、その後の回転ホイールがなかなか出てこない。ありゃぁハングしたかなぁ?と諦めかけた頃にようやくホイールが現れ、その後のブートは特に変わったこともなく、またブートが速くなったような感じもなく MacOS-X が立ち上がりました。
インストール直後の初回ブートなのでセットアップ、環境移行などのアシスアントが動き、加えて Spotlight の索引作成まで始まりました。索引作成が完了するまで2時間とか4時間とか出てまして、暫く放っておいたのだけど一向に終わりそうにないので諦めて今までのHDDから再起動。しかぁし、こちらで再起動しても Spotlight の索引作成作業は続くのでありました。索引を作成しているのは新しいHDDに関してなんですから、当たり前といえば当たり前ですな。
勿論、システム環境設定の「起動ディスク」で SATA HDD を選んでブートさせることもできます。と言うわけで、SATA HDDでも問題なく起動ディスクに設定することが可能だと言うことが分かったのだけど、グレーのアップルマークが出てからブートが始まるまで妙に時間がかかり、あまり嬉しくはありませんな。ま、エマージェンシー用の起動ディスクとして、このままにしておきましょうか。
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