Leopard では Mac OS-9 (Classic) は完全に葬り去られました。
いまだに Mac OS-9 のアプリを使っている場合は Leopard に移行できません。
Mac OS X を UNIX として使い、UNIXオープンソースを導入している場合は注意しましょう。
Leopardインストーラは "/usr/local/" ディレクトリをバッサリ消してしまうかも知れません。事前にバックアップしておくべきなのですが、Leopardアップグレード後にどこまで正常動作するかは解りません。何せワタシのはバッサリ消されてしまったので・・・
UNIXオープンソース導入に便利だった EasyPackageですが、現行版は Leopard では動作しません。
これは EasyPackage (のスクリプト)がMac OS のバージョンをチェックしているためです。バージョンチェックは"/usr/local/bin/epkg"スクリプト内で行われているだけで、このスクリプトファイルを修正すりゃ良いのではないかと思っているのですが、まだそこまで手が回っていません。
"NetInfoマネージャ" が無くなりました。
以前はこれを使って rootユーザを有効にしたり、"/etc"や、それに類するシステム管理情報DBの管理、更新を行うことができたのですが・・・これは Mac OS X を UNIX として使いたおしたい場合にはネックになりそうです。
ただ rootユーザを有効にするのは "ディレクトリユーティリティ"(新設アプリ)で出来るようです。どうも "NetInfoマネージャ" をより一般ユーザ向けに修正、普通の人にはワケ分かんない物を隠蔽した後継アプリが "ディレクトリユーティリティ" らしいです。