PowerMac G4/MDD が壊れた
症状からしてビデオカードっぽいのだけど
今、この記事は iBook G4 で書いています。と言うのもメインマシンである PowerMac G4/MDD 1GHz Dual が壊れたみたいなのです。正確に言うと壊れたのはビデオカードっぽいのですけどね。ディスプレイには何やら映ってはおり、メニューが表示される時やウィンドウを新規に開くときなど、そういった小さい面積の描画なら奇麗に表示されるのですが、すぐに画面全体がノイズだらけになってしまいまして、これじゃ全く使い物になりません。どうも一部のビデオメモリが読み書き不能になったか、勝手にデータが化けてしまう症状に思えます。
今まで色々手を入れて延命させてきましたけど、5年前のマシンじゃそろそろ限界でしょうか?ビデオカードを購入してもう暫く使うか、いっそ買い替えるか思案中です。買い替えると言っても、プロシューマ向けデスクトップ機である Mac Pro の CPU (Xeon) は WoodCrest, Clovertown から次の Penrynベースの物に間も無く切り替わる事が目に見えているわけで、今買うのは得策ではないのです。
PenrynベースXeon と言ってもコアアーキテクチャは変わりませんで、CPUのデザインルールが65nmから45nmに微細化されるのが主。これにより消費電力を減らし、クロック周波数、バス(FSB)クロック周波数が引き上げられます。また集積度が上がるため、L2キャッシュメモリサイズが12MBに増えると言われています。
コアアーキテクチャは変わらないため、4コアCPUは今までのClovertown同様、1つのCPUダイ上に DualコアCPUを2つ乗せただけの「なんちゃってクアッドコア」CPU でありましょう。
つまり現行Mac Pro から飛躍的に変わると言うことはないのですが、CPU、FSB のクロックアップ、L2キャッシュ増加により数十%程度性能が上がり、なおかつ価格は据え置きと予想されるわけです。それが分かっていながら今買えますか?だからと言ってメインマシン無しでは何かと不自由だし・・・う〜む、悩ましい・・・
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