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MacPro Early2008の電源ユニットを分解

こりゃぁ手に負えそうにない


 MacPro Early2008の故障した電源ユニットを分解して、異常がある部品が無いか目視点検してみた。しかし、目で見て分かるような異常は特に見つからなかった。

 電源ユニットは上下に大きく2つの基盤に分かれている。両面テープで貼り付けられた薄いプラ板のため、なかなか分離できなかったが、どうせ壊れているのだからと力技で引き剥がした。

 こちらがACケーブルの差し込み口がある方。この電源ユニットは12Vと5Vを供給するのだが、5Vは最大5Aとそれほど大電力ではない。この基盤の左上側が5Vの電源部ではないか?と思う。
 12Vの方は18.8Aが2系統、18Aが4系統と、かなりの大電力になる。そのための整流回路が大半を占めているように思われ、ヒートシンクに4つ(おそらく並列に)取り付けられているのが電流増幅用トランジスタで、3つの大きな電解コンデンサが平滑用と思われる。ここで十分な電力を供給できる直流になり、左下の太いケーブルから出力する。この出力電圧がどのくらいかは分からないが、おそらく12Vよりも遙かに高いはず(でないと流れる電流が半端ない量になってしまう。ちなみに平滑用電解コンデンサは耐圧450Vだ。下手に触ると感電事故が起きても不思議ではない高電圧の可能性がある)。
 基盤中央付近のヒートシンクに隠れている茶色の四角い部品が、電源ボタンを押した時にカチンと音を立てていたリレーと思われる。

 こちらは反対側の基盤。先の太いケーブルが右下に繋がる。殆どの電源ケーブルがこちらの基盤から出ているので、6系統の12Vに分ける役目を負っているDC-DCコンバータだろう。奥に見えるのは電源制御用のマイコンではないか?と思う。

 電源の故障で多いのが電解コンデンサの容量抜けで、そのような電解コンデンサは頭が膨らんでいたり、ピンの辺りから電解液が漏れたような跡があるものだが、見た限りではそのような物は見つからなかった。他に多いのはレギュレータ素子が熱で壊れたと言った故障だが、今回のように稀に電源が入る場合がある症状の場合は考えにくい。
 と言ったわけで、とても素人の手に負えるような代物ではなさそうなので、残念ながら危険物として廃棄することになるかな。


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