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MacOS-XでBLog（その１２）

ADSLモデムのポートフォワードを設定する。

　これまでで外部（グローバルIPアドレス）から自宅サーバへ接続する環境は整いました。あとは外部から特定のアクセス要求をサーバ機のローカルIPアドレスへ固定的に振り向けてやれば良いわけです。つまりWebアクセス要求（ポート80）が来たら、Blogを開設しているMacのローカルIPアドレス192.168.1.128へ渡すようにすれば、外から私のBlogを見ることができるという理屈です。
　先ずADSLモデムのIPフィルタでポート80を通過させるよう設定します。これをしておかないと外部から来たWebアクセス要求のパケットが廃棄されてしまいます。私のADSLモデムMegaBit Gear TE4121Cでは以下ようにIPフィルタを設定します。

No.	優先度	送信元IPアドレス/マスク長	送信先IPアドレス/マスク長	プロトコル	送信元ポート番号	送信先ポート番号	アクション
16	1	0.0.0.0/0	ISP(PPP取得)	TCP	*	www	通過

　次にポートフォワーディングの設定をします。MegaBit Gear TE4121Cでは「NATアドレス・ポート変換」で行います。Web以外にもメールやftpのポートもフォワードするように設定しました。以下のような設定になります。

　これでWebブラウザにドメイン名（"http://y-naito.ddo.jp"）を入れれば自宅のWebサーバのBlog画面が開かれると思うのですが、実際はそうは行きません。これは、

ドメイン名でDNSに問い合わせるとグローバルIPアドレスが返される。
グローバルIPアドレスに対してLAN内から要求が出る。
LAN内からのグローバルIPアドレスに対する要求はフォワードされない。
グローバルIPアドレスを持っているのはADSLモデムなのでモデムの設定画面が開かれる。

となるからです。と言うわけで確認のためには本当に外からアクセスしてみなければならない訳ですが、それだけのためにネットカフェやパソコンショップへ出向くわけにもいきません。今回は VPNで会社に接続、proxy経由で接続してみるという方法を採りました。結果はバッチリOK。ADSLなので上りリンク速度は800kbps程度なのですが、Blog程度でしたら表示がもたつく感じもなく心配するほどではありません。

内ト / Jun 3rd, 2004 16:40 / [ 編集 ] [ コメントする ] [ TrackBack(0) ]