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NFSサーバにする(その1)

バックアップ用のFireWire外付けHDの空きを有効利用するべく、サーバ機にNFSサーバ機能を持たせてみます。


 サーバ機に接続してある FireWire外付けHDは容量が 80GB もある物で、バックアップ用には 10GB しか使っていません。残り70GBは現在全く使っていない状態です。このままではあまりに勿体ないので、メインマシンのMacintosh MDD にネットワーク経由でサーバのディスクの空き70GBをマウントして有効利用したいと思います。
 ネットワーク経由で共用する時には Macintosh ならば「パーソナルファイル共有」を使うのが普通なんでしょうが、UNIX使いとしてはやはり NFS(Network File Sharing) を使いたいものです。と言うのも AppleTalk は CPUやネットワークに対する負荷が大きい、クライアント側ではマシン起動後にいちいち手動でマウントしなければならないという事があるからです。
 「パーソナルファイル共有」(AppleTalk とか EtherTalk と言う場合もあります。)でディスクを共有するにはサーバ側の「システム環境設定」の「共有」で「パーソナルファイル共有」をオンに設定しておく必要があります。そしてクライアント側ではFinder で[移動]メニュー→[サーバへ接続...]を選んで[ブラウズ]でサーバを選択します。するとサーバアドレスに "afp://192.168.mmm.nnn:548/" と言う感じに入りますので[接続]ボタンをクリック、IDとパスワードで認証、ディスクを選択してやっとマウントという、一連の手続きが必要になるんです。これが NFS ならクライアント側マシンを起動した際に自動的にサーバ側のディスクがマウントされている状態になる筈です。

 先ずはクライアント側の設定をします。
  1. クライアント側マシンのIPアドレスを固定アドレスにする。
    クライントのIPアドレスがADSLモデム(ルータ)等のNAT(DHCP)から取得するような設定にしていると、起動やリスタートの度にIPアドレスが変わってしまい、NFSサーバ側で認証が失敗することになってうまくありません。そこでクライアント側のマシンもIPアドレスを固定しておく必要があります。
    「システム環境設定」を起動し、「ネットワーク」→「内蔵Ethernet」→「TCP/IP」タブの "IPv4を設定:" メニューで「手入力」を選んで "IPアドレス:" 等を設定します。
    ウチの場合、固定のIPアドレスは "192.168.1.128〜255" を使うつもりで、サーバ機のIPアドレスも "192.168.1.128" に固定してあります。同様にクライアント側マシンのIPアドレスもこの範囲に決めます。今回は "192.168.1.130" にしました。
  2. NFSサーバマシンを NetInfo の "machines" に登録する。
    NFSサーバの部分にはは適当なマシン名をつけてあげましょう。
  3. NetInfo の "mounts" にNFSサーバのディスクをNFSマウントするよう、以下のように登録する。
    上の例では共有したいディスクは "/Volumes/pub" でサーバのデスクトップ上に "pub" という名前で存在しています。これをクライアント側の "/pub" にマウントします。
  4. マウントポイントを作る。
    $ sudo mkdir /pub
    


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