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最新:10/01 12:07
最新:07/28 16:47
NFSサーバにする(その2)
次はサーバ側の設定です。
MacOS-X を NFSクライアントにする設定は会社でも行っており、Sun(Solaris) や Linux を NFSサーバにして問題なくマウントできているのですが、MacOS-X を NFSサーバにするのは今回が初めて。実はサーバ側の設定の方が Sun, Linux に比べて、ちょっとヤヤコシイ。
サーバ側の NetInfo にクライアントのマシンを登録する。
クライアントでやったのと同じようにに、サーバのマシン上で 「NetInfoマネージャ」を起動して、以下のように "machines"
にクライアントマシンを登録します。
NFSクライアント のマシン名は適当に、ウチの場合だと"MacMDD"
ってな感じ。IPアドレスは先に固定に割り当てた"192.168.1.130"
になりますね。
サーバ側の NetInfo に "/exports"
を作成する。
サーバマシン上の NetInfo に "/exports" を以下のように作成します。
"name"
はクライアントに公開したいディスクのパス名です。"clients"
は上で登録したクライアントマシン名(ウチの場合だと"MacMDD"
)、"opts"
の mapall=
は公開したディスクに書き込んだ場合のオーナを、このサーバ上の誰にするかという指定です。管理者のアカウントか、それが嫌なら "nobody"
を指定しておけば良いと思います。
"/etc/hosts"
にクライントマシンを書いておく。
以下のように "/etc/hosts"
ファイルを適当なエディタを用いて修正します。
##
# Host Database
#
# localhost is used to configure the loopback interface
# when the system is booting. Do not change this entry.
##
127.0.0.1 localhost
255.255.255.255 broadcasthost
::1 localhost
#
192.168.1.130 NFSクライアント
MacOS-X は hostsファイルをロクに参照せず専ら NetInfoデータベースの machines
を参照する筈なんですが、NFSサーバに関しては "/etc/hosts"
がないと認証に失敗します。("permission denied"
になります。)MacOS-X の NFSサーバのデーモンはセキュリティのため、マシン名:IPアドレスの正逆両方向引きをしてクライアントマシンを確認、認証するという情報があります。そのためクライアントマシンはきちんとDNSに登録されているか "/etc/hosts"
に登録されている必要があるらしいのです。
サーバ側のMacOS-Xを再起動する。
サーバマシンが立ち上がった後、クライアント側からマウントする。またはクライアントマシンのMacOS-Xを再起動する。
クライアント側でサーバのディスクを手動マウントするには以下のようにします。
正常にマウントできれば、以下のようになります。
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