ClamXav
参照:ClamXav.com
オープンソースのAntiVirusソフト
自宅サーバーを立ち上げてから4〜5年になりますか?サーバーは24時間稼動しているわけで、その間インターネットに晒されている状態なわけね。当然、様々な攻撃にもあってきたわけだけど、大きなダメージもなく運用できているというのは、基本的なセキュリティ対策は講じてある(つもり)と言う事と、MacOS という少数派だと言うこともあっただろうね。Windows だったら、こうは行かなかったでしょう。
しかし、最近は Macのシェアも増加して来ているらしい。それはそれで良い事なんだが、困ったことに標的にされる可能性も高くなってしまうんだな。MacOS X は UNIXベースなんで、UNIX系OS(BSD, Linux, Solaris, etc...)にあるセキュリティホールは MacOS X にも存在している可能性が高く、だんだんWindowsを横目にのほほんともしていられなくなってきているのかもしれないな。でも、ウィルス、ワーム等は Windowsに比べたら圧倒的に少ない事は確かなんで、ウィルス駆除ソフトに投資しても費用対効果の面でイマイチ。
と言うことで、オープンソースの AntiVirusソフト ClamXav を自宅サーバーに導入してみることにした。これは GPLで配布されている ClamAV に MacOS Xの GUIを被せて使いやすくしたもの。しっかり日本語化もされているし、使い方を日本語に訳してくれてあるサイトもあって非常にありがたいのである。
ただ、ウィルススキャンにはすごく時間がかかり、その間 CPUロード率も100%近くまで跳ね上がるので冷却ファンも唸りを上げるようになる、など商用の AntiVirusソフトに比べたらどうしても劣る点はあるけど。使い方のコツとしてはスキャン対象をディスク全体なんかにせず、フォルダを少しづつ指定してスキャンして行くってとこかな?
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