トホホの買い物連鎖
Rev.B ROMが到着
QPSのFireWire/USBコンボカードPCIを買ったものの、ROMが古いために対象機種外であることがわかり、Rev.B ROMをオーダしたのが前回までのお話。今日、帰宅したらROMが届いていた。別に急ぎやしないし送料が安いため郵送にしたので、オーダしてから1週間以上かかってしまった。では早速取り付けてみることにしよう。
マザーボード上のほぼ中央にメモリスロットが並んでいるが、一番左の少し短いものがROMスロット。これを交換する。普通は抜き差しするものではないので、ROMカードを引き抜くには力がいる。マザーボードやROMカードを壊さないよう、カードの端を持って慎重に、しかし力を込めて引き抜き、新しいROMカードを挿す。
ROMカードを交換したら電源を入れて正常に起動するか確認。無事に起動したので、システムプロフィールでROMのリビジョン番号を調べてみた。きちんと Rev.B ($77D.45F1) になっている。
それでは USB, FireWire関連の機能拡張を読み込むようにしてMacOS 9を再起動してみよう。今度はシステムエラーが出ることなく無事に起動してくれた。システムプロフィールでUSBポートが見えるようになり、接続したUSBマウスも正しく認識、機能するようになった。しかし、FireWireの方はこれまでどおり全くダメ。
MacOS-X でも起動してみたが、こちらも同様 USBポートは正常に機能するものの FireWire ポートは現れず何を接続しても働いてくれない。システムプロフィールで見る限り、PCIバスに USB/FireWireカードが刺さっている事は認識している様子なので、やはり FireWireデバイスドライバが対応していないような状態に思える。
結局、ROMを交換しても USBカードにしかならなかったという事だ。カードの機能半分(FireWire) は全く使えない(;_;)。USB/FireWireコントローラは1チップのASICになっているので、壊れるなら両方ともダメになるだろう。片方だけ壊れるなんて器用な事はなかろうと思うのだが・・・
安いからと言ってQPSなんてパチもんを買ったのがいけなかったか?安物買いの銭失いになってしまった。
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