23-inch Apple Cinema HD が届きました。

　肝心の画質ですが、先ずこんな大パネル液晶にも関わらずドット欠けが１つも見当たらないというのはスゴイです。称賛に値します。バックライトはとても明るいのですが、液晶の特性とも関係していると思うのですが周辺で輝度低下と言うか色変化が見えます。液晶の視野角は非常に広いのですが、残念ながら少し角度をつけて見ると若干緑色方向へ色が変化します。画面の面積が広いがゆえに周辺を見るときは少し斜めから見ることになり、色変化、輝度低下を感じます。
　この液晶パネルの白色点の色温度は今までの20インチよりも低くてネイティブの白色点(6470K) では赤味がかって見えます。そのためカラー補正でディスプレイプロフィルを修正して白色点を 7200K くらいに高めに設定して使っています。これで真っ正面から見た場合には白が白らしく見えるようになりました。しかし色の正確性という意味では、今まで使っていた20インチの方が上だと感じます。
　それにしても圧倒される広さで、ブラウザを楽々と２画面並べて開けます。PhotShop などでもパレット類を画面上にいくらでも配置しておけます。これは快適です。首を振らないと全体を見渡せないという問題(？)はありますけど・・・
　最後に、このディスプレイは思いのほか熱を出します。まぁこれだけ大きなバックライト、すなはち蛍光灯が点いているのだから当たり前なんですが。筐体がアルミなので「冷たい」という印象があるのですが、動作中に触ってみると「うわ、温かい」とビックリすると思います。

内ト / May 24th, 2005 20:33 / [ 編集 ] [ コメントする ] [ TrackBack(0) ]