DTCP-IP
TCP/IPと紛わしい・・・
ボーナスで NAS でも買おうかと思っていたけど、結局いまだに買っていない。その原因のキーワードが DTCP-IPだ。最近出て来た用語なんだけど、TCP/IP と似ていて実に紛わしい。もう少し別の略称が考えられなかったものだろうか。
DTCP-IP とはデジタル著作権保護されているコンテンツを伝送するためのプロトコルで、これをサポートしていなければDLNAサーバ機能を持った NAS であっても、ここへ移して保存しておくという事が「できない物がある」そうなんだ。「できない物がある」という事は、できる物もあるわけだが、日本の地上、BSデジタル放送、あるいはスカパーのハイビジョン放送を録画した物は全部デジタル著作権保護されていて、移すことが「できない物」になるみたい。それじゃ DLNAサーバ機能の意味が半減してしまう。
と言うわけで、求める機能を「DLNAサーバ+DTCP-IPサポート」としたわけだが、購入候補に挙げていた NASは全てこの要件を満たしていない。と言うことで、この機能を持った NASが出て来るまで待つことにしたんだ。
それにしても、日本の著作権保護は行き過ぎで利便性が損なわれているな。こう行った特別な機能がサポートされていなければ、自分が録画したものを他の装置へ移すこともできないんだから。昨年はコピーワンスがダビング10に緩和されたとか騒いでいたけど、これも著作権保護が強すぎて利便性が損なわれていた一例だ。(ダビング10でも孫コピーができないなど、まだまだ問題が多い。)何とかならないもんだろうか?
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