vivofit3の睡眠モニタ機能
Fitbit と同じくらい正確な記録が採れる様子
vivofit3の睡眠モニタ機能ですが、ワタシは睡眠時無呼吸や睡眠障害があるので、どの程度正確に睡眠の状態が採れるか?は結構重要なポイントになってきます。
vivofit3の初期セットアップ時には、就寝時間と起床時間を入力させられます。(デフォルト設定では22時就寝、6時起床になっている)これを見て、自動的に入眠、起床を認識しているのではなく、設定した就寝時刻、起床時刻中の動きから睡眠状態を判断しているだけかも?と思ったのですが、実は違ってました。設定された就寝時刻、起床時刻の設定をヒントにして、その前後で動きが止まった時刻や動き始めた時刻から睡眠時間を認識している様子です。そのため、寝る前に風呂に入るため vivofit3 を外した時刻からを睡眠時間として記録されている日もありました。睡眠モニタの機能はなかなか優秀で、睡眠時の動作から深い睡眠、浅い睡眠と覚醒状態をかなり正確に把握してくれます。
と書いたとおりかなり高いレベルなので、もう少し詳しく見てみようと思います。
先ず vivofit3 を使い始めて1週間の睡眠時間です。
なるべく規則正しく就寝、起床しようと心がけてはいるのですが、日によって多少時間がバラつきますし、週末の起床時間は平日よりも遅くなりがち。就寝時刻22時、起床時刻6時に設定してありますが、その付近の寝付いた時刻、起きた時刻から睡眠時間が採られている事が分かります。風呂入るときに腕から外した時刻が就寝時刻として記録されてしまった日については手作業で修正しましたけど、概ね正確なようです。
次に睡眠中の状態の表示です。
このように深い睡眠、浅い睡眠と起きている状態が記録されます。それにしても相変らずワタシの睡眠の質は酷いですね。深い睡眠状態は、横になっている時間の半分もありません。睡眠効率は50%にも満たないという感じでしょうか。
「起きている状態」としては記録されていないのですが、この中には午前3〜4時頃に中途覚醒してしまって、そのまま朝まで眠れなかった日も含まれています。CPAPで強制的に空気が送り込まれて来るため咽喉が渇いて痛くなるので、目を覚ますとベッド横に置いてあるペットボトルの水を飲んでいるのですが、その程度の動きでは目を覚ましている動きとは認識されない様子です。
次は昨夜の睡眠状態を見てみましょう。
昨夜も深い睡眠状態は半分程度。寝付いてから暫くした頃に(22:45〜23:00)「起きている状態」と記録されるほどの動きがありましたが、全く自覚ありません。その後、深い眠りが暫く続いた後、午前0時頃から浅い眠りの状態が1時間ほど続いています。当然これも自覚はありません。そこで、CPAPに記録されている睡眠イベントと比較してみました。
これが昨夜の睡眠イベント。22:45〜23:00頃には特にイベントは記録されていませんでしたが、午前0時半頃から無呼吸が何度も記録されており、どんどんAHI値が上がっています。午前1時頃には動きが止まって深い眠りの状態になっていますが、その頃もまだ無呼吸が何度か発生しており、それが治まったのは午前1時半頃ですかね。無呼吸が落ち着いたのは午前3時過ぎから。その頃には vivofit3 の記録も深い睡眠状態と浅い睡眠状態が周期的に繰り返されるようになり、ようやく普通の睡眠状態になったという感じです。
このような具合に、vivofit3 の睡眠モニタ機能はなかなか正確で使えそうです。浅い眠りの状態が長い時間続いていたら睡眠時無呼吸の疑いがありそうです。そんな人は一度検査を受けてみるのも良いかも。
|