ターミナル
主演トム・ハンクス、監督スティーブン・スピルバーグのヒューマンコメディですね。
アメリカJFK空港に到着した時、祖国でクーデターが勃発、無国籍状態になってしまったために入国拒否されて空港ターミナルから出ることも国へ帰ることもできなくなった男の話。トム・ハンクスが主役の東欧ロシア系の男役というのは悪くない配役だとは思うが・・・しかし全般的に「ありえねぇ〜」という話で、アメリカに着いたばかりの頃はロクに相手の喋っている事(英語)も理解できない状態だと言うのに、そのうち、かなり会話できる状態になっている。空港には改装で何ヶ月も閉鎖されているゲートがあって、そこに住み着いてしまうとか、改装工事の仕事に就いて金を稼いだりとか・・・設定では9ヶ月間を空港ターミナルで生活した事になっているようだが、映画ではそのような時間の経過もよく解らないのですよね。
色々と話が盛り上がりそうな伏線はありながら、この終わり方はどうだろう?もう少し感動的な話にも発展できたような気もするんだけどな。まぁ基本的にコメディなんで、軽いノリで良いという考えもありましょうか。
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