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マイ・ボディガード

先週の3連休でも観切れなかったDVD。久々に暗〜い映画だった。


 暫く前に買ってあったのだけど観ている暇が無かったDVD映画。
 主役のデンゼル・ワシントンも良いけれど、子役のダコタ・ファニングがまた良い。可愛いと言うより、既に綺麗と言ってもいい領域だし、演技も自然で堂々としたものだ。
 米軍の対テロ部隊出身のクリーシー(デンゼル・ワシントン)がメキシコで9歳の少女ピタ(ダコタ・ファニング)のボディ・ガードの仕事をするところから話が始まる。軍の仕事でのトラウマでアルコール依存症になっていたクリーシーが、ピタから信頼を寄せられ心を開いて行く。なんてのが前半のお話。まぁ良くあるパターンなのだが・・・ピタが学校で競泳するシーン頃から急激に親しくなって行って、随分と話を急ぐなぁと思っていたらボディ・ガードは導入に過ぎなかったわけだ。ピタは誘拐され、クリーシーは銃撃戦の末重症、身代金受け渡しのトラブルでピタは殺害される、という暗〜い後半ストーリに突入していく。実はこっちがメインストーリィで、ピタの復讐のため誘拐犯人を追いかけて行くうちに色々なカラクリが明らかになると言う話だった。

 復讐を始めた後はボディ・ガードしていた頃とは打って変わって、次々と誘拐に関わった人間を殺していくのだが、あんたまだ傷が治ってない設定なのに、と思わないでもない。ハリウッド映画にありがちな爽快なラストとは無縁で、何とも釈然としない感じが残る暗〜い終わり方なのだけど、それもこの映画の味なのかも?


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