やっと観た「アビエイター」
アカデミー賞オスカーは「ミリオンダラー・ベイビー」より、こっちの方が相応しかったのではないかと言われています。
とにかく届いた順に観なくてはね。と言うわけで、今頃だけどやっと観ました「アビエイター」。ハワード・ヒューズの半生を描いた映画で、レオナルド・ディカプリオが主演。ゆえに若い頃のハワードなら良いのですが、幼顔のせいで中年以後はどうしても違和感がありました。髭をはやしたり、身体を絞って痩せたりと、結構演技に頑張ってはいるんですが・・・それでも「ギャング・オブ・ニューヨーク」よりは違和感が少なくなりましたね。
映画自体はなかなか面白く、3時間を越える長さなのだけど中弛みもなく最後まで観きれました。むしろラストが「え?ここで終り?」と思わせる終わり方で、もうちょっと晩年までやってくれないかなと思ってしまいました。
それにしても、ハワード・ヒューズって、どうもスティーブ・ジョブズとダブって見えてしまうのは私だけでしょうか?どちらも映画を作っている傍ら、別の製品造りに心血を注いでいる(ハワードは映画『地獄の天使』など作りつつ飛行機を、ジョブズはピクサーのCEOでありながらAppleでMacintosh, iPodを造っている)、そしてどちらも完全主義者。そんな風に映画を観るのも、また面白いかも。
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