A LOVE SUPREME
土曜日のJazzコンサートの前に買ったジョン・コルトレーンのCD
邦題は『至上の愛』と言い、神への愛を描いたコルトレーンの最高傑作なのだと言うことだ。CD一枚に3曲しか入ってないのだけど、その3曲で四楽章を構成した1つの組曲になっている。「神への愛」とは言っても宗教音楽とか言う感じじゃなく、完全にJazz。しかし、PART 1 の最後に野太い声で "A LOVE SUPREME" って何回も繰り返して歌われる部分には、ちと度肝を抜かれた。
コルトレーンと言えばバラッドというイメージがあったのだけど、この作品はそんなイメージを覆してくれた。
CD裏側に "24 Bit Mastering", "RUBIDIUM CD CUTTING" とか書かれているので、マスターテープからデジタル・リマスタリングして最新デジタル技術を駆使して作成したものだと思うが、24 Bitってところが、ちと悲しい。今望み得る最高音質を狙うなら 32〜48 Bitのダイナミックレンジが欲しい気がするけど、元のマスターテープがアナログなんで、そこまでやってもオーバースペックなだけかな。もう少し音のディテールが欲しいように感じるのだが、かなりの高音質でこの名盤を鑑賞できる。
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