CONCIERTO DE ARANJEZ
ジム・ホールのアランフェス協奏曲
先日、うっかりジム・ホールが亡くなっているかのように書いちゃって、そのお詫びってわけでもないけどジム・ホールのCDまとめて2枚買ってみた。が、実は両方ともアランフェス協奏曲。ジム・ホールと言えばアランフェスと言うくらい有名なんですと。
Jazzでも非常に良く演奏される曲の1つ、ロドリーゴ作曲の「アランフェス協奏曲」。ギターが用いられるクラシックの名曲を、1975年に Jazzギターの名手ジム・ホールが演奏して大ヒットになった。これは、その1975年録音のCD。30年以上前の録音だが、音質はまぁまぁ。周波数帯域、ダイナミックレンジの狭さは仕方ないが、ノイズ等は比較的少ない。
少し沈んだ重ための演奏で、それがアランフェス協奏曲の曲調と見事にマッチしている。
そして、こちらはジム・ホールとオーケストラによる演奏で、「新アランフェス協奏曲」というタイトルが付けられている。1981年の録音。2つのアランフェス協奏曲を聴き比べてみるのも面白いのではないかと思う。こちらのアランフェスは、かなりモダンな感じのアレンジに仕上がっている。
音質は当然コチラの方が上ではあるが、どちらの演奏がより好みかと言えば昔の方だな。
三曲目に "RED DRAGON FLY" という曲が収録されているが、要するに「夕焼け小焼けの赤とんぼ〜」であった。
|