今年も確定申告の時期がやってきました
今年は医療費控除を申請してみます
昨年は様々な病気で医療費が嵩んだため、今年も確定申告してみる事にしました。今回は医療費控除の申請です。
とは言え、医療費控除について知っていたのは単に「10万円を超えるような高額な医療費を支払った場合には税金が返って来る」といった漠然とした知識だけ。LASIK手術をした時も領収書を紛失してしまって確定申告していなかったのです。
と言うわけで医療費控除について調べてみたら、10万円を超えたらその医療費全部について税金が還付されるのではなく、10万円を超えた分について還付されるのですね。また生命保険、健康保険等で補填されたら、その分も引いて10万円超えにならなければいけないのですね。初めて知った(^^;)。
すると数十万円にもなる医療費を支払った場合なら、ある程度の額が還付される事になりましょうが、今回のように10万円をちょっと超えた程度だと還付される額は少なくなります。微々たる還付額だと、確定申告する手間を考えたら「まぁいいかぁ」って気になります。しかも、今回のように様々な病気であちこちの病院にかかった場合、何枚もある領収書から明細書を作成するのは大変手間がかかります。でも、何事も経験。気晴らしにも丁度いいだろうと思って挑戦してみました。
Macの場合、e-Taxという電子申告は止めといた方が良いです。公式にはMac OS X 10.9 Mavericks, Safari 7 には未対応ですと。これは Webブラウザで申告書類を作成して郵送する方法でも同じ。相変わらず Macにはお寒い状況のようです。でも申告書類を作る分には問題なくできましたけどね。
医療費控除を申告する際、今回のワタシのように何枚も領収書がある場合には 医療費控除の準備等のページから『医療費集計フォーム』というExcelファイルをダウンロードして、これに全部の領収書を入力しておくのが良いでしょう。この Excelファイルを申告書類作成時に読み込ませると、医療費の明細書を自動で作ってくれます。もちろん申告書類作成時に領収書を1件1件 Webブラウザの入力フォームから入力して明細書を作る事も可能なのですが、一度に入力できるのは5件くらいでしたので、領収書が数十枚ともなると途中でキレて挫けます。医療費集計フォームExcelファイルを作って読み込ませる方が絶対効率的です。
ただしホームページには書かれていない注意すべき点が2つありました。1つは「すべて全角文字で入力すること」。もう1つは「医療機関の住所が、例えば○○市1−2−3だった場合、○○市1−2−3と入力してはいけない」ことです。2つ目の方、何言っているか分かりますか?問題は「ー」(横棒)です。これが全角記号の「−」(マイナス)になっていると、読み込んだ時にエラーになってしまいました。
準備ができたら確定申告のホームページから「申告書等の作成を開始される方・確定申告書等作成コーナーへ」という大きな□をクリックして、Webブラウザで確定申告書類を作成して行きます。過去のデータがあるようであれば、それを読み込ませると入力作業が楽になります。
後はそれほど難しくありません。入力フォームに源泉徴収票に記載されている所得額を入力したり、医療費控除では先に作成した医療費集計フォームExcelファイルを読み込ませます。住所、氏名や振込み先の金融機関等を入力したら申告書類のPDFファイルが出来上がります。印刷して押印し、税務署に郵送して完了。
入力データや申告書類のPDFファイルは捨てずに保存しておいた方が良いでしょう。もしかしたら、また来年使う事になるかもしれないし・・・
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